新型Mac miniの分解レポートがiFixitによってアップされました。
分解に使われたのは、一番安い 3.6GHzクアッドコアプロセッサ 128GBストレージ の吊るしモデル。
で、気になる拡張性ですが、とりあえずRAMは自由に交換・増設が可能、SSDは無理!となっております。
まず、裏蓋を開けるとメッシュ状のプレートがあります。
このプレートには、2014年モデルと同じ「TR-6 トルクスネジ」が使われています。
裏蓋を開けると、巨大なシロッコファンが真ん中にあります。
ファンの取り外しは簡単です。
電源ユニットからロジックボードに繋がっているケーブルを外すだけで、ロジックボードを本体から抜き出すことができます。
本体ケース、電源ユニット、ロジックボードの3つに別れます。
RAMの交換は、ロジックボードを抜き出せば簡単に行えます。(2666 MHz DDR4 SO-DIMM)
SSDはロジックボードに直付けされているので、交換することはできません。
故障しやすいパーツといえば、冷却ファンや電源ユニットなど。
それらのパーツはユニット別に分けられているので、ユニットさえ入手できれば個人でも修理可能です。
iFixitの総評は10点満点中6点。
SSDがロジックボード直付けで交換不可能な点、ポート類も含めて不具合があった場合はロジックボード一式交換になってしまうマイナスポイントを除けば、分解し易い設計などおおむね良好な印象のようです。
基本的な設計は、2014年モデルがベースとなっています。
2014年モデルはSSDは交換可能でしたがRAMは交換不可。
逆に2018年モデルは、RAMが交換可能でSSDは交換不可。
どちらがいいでしょうか?
やっぱりRAMが交換できる方ですかね。
- Source iFixit