iFixitが新しいAirPods(第2世代)の分解レポートを公開しています。
外見はほぼ初代と変わりませんが、Apple H1チップを搭載して処理能力が向上。Hey Siriでの音声操作やバッテリー駆動時間が向上するなどしています。また、ワイヤレス充電ケースも用意されるようになり、より使い勝手が向上しました。
中身はどう変わったのでしょうか?
初代モデルと同様に使い捨ての設計となっていて、バッテリーの交換や修理を行うことはできません。分解を行うには破壊を伴います。
充電ケースの比較。
左が初代、右が第2世代のもの。
ペアリングボタンが再配置されています。
これは、内部設計も変更されたということ。
型番はA1938、バッテリー容量は398mAh。
赤く記された場所がApple H1チップ。
イヤホンの型番は左右で違い、左耳用がA2031、右耳用がA2032になります。
イヤホン部分のバッテリー容量は93mWh。
バッテリー容量は初代と同じです。
充電ケースのバッテリーは3.81V 398mAh。
こちらも初代と同じバッテリーが使用されています。
バッテリー容量は変わらないんですね。
容量アップはサイズ的に厳しいのかな?
使い捨て前提の設計は初代と変わらず。
バッテリーが劣化する2年くらいで買い替え。
バッテリーを内蔵しているので捨てるのも面倒だし、完全に故障する前にメルカリなどで処分するのがベストかな?
初代の時は品薄状態が続いたAirPodsですが、今回の第2世代はそれほど変わっていないということで、人気はワイヤレス充電ケース付きに集中。通常モデルとワイヤレス充電ケース単品は、在庫ありの状態で落ち着いています。
- Source AirPods 2 Teardown