早ければ来年の2020年には、ARMチップを搭載したMacが登場するかも?
iPhoneやiPadなどiOSデバイスのように、MacもARMのチップを搭載するようになるという噂は以前からありますが、今回、具体的な情報として、ARMに10年間在籍してCPUの開発を主導していたMike Filippoという人物が、ARMを退社してAppleに入社したことが伝えられています。
この人物の経歴をみると、ARMの前はIntelに在籍していました。
2004年〜2009年の間に登場したARMのCPUの設計に携わっていたようです。
さらにその前、1996年〜2004年まではAMDに在籍しています。
Athlon XPやAthlon 64の設計もしていたのでしょうか?
とにかく半導体開発のプロ中のプロということです。
そんなプロ中のプロがAppleに入社して、ARMベースのCPU開発に携わるということで、今後のAシリーズのスペックや省電力性能、そしてMacに搭載されるチップについても期待がもてそうです。
現在のMacは、Intel製のCPUを搭載しています。
今後、ARMベースのApple製SoCが搭載されるようになれば、ハードウェアの構成が一気に変化してソフトウェアにも変化が起こります。これまで使っていたアプリやスクリプトの動作にも影響を及ぼすでしょう。PowerPCからIntelへの移行時よりも長い移行期が設けられると思いますが、離れていくユーザーも一定数出るでしょう。
そして、Intel Mac居残り組も・・・。
現行モデルからIntel Macが消える時、最後の駆け込み需要があるかも?
- Source Bloomberg