2019年モデルとして「iPhone 11」「iPhone 11 Pro」「iPhone 11 Pro Max」が発表され、本体デザインやスペックなどが明らかになりました。
予約開始は9月13日の午後9時から。
発売開始は9月20日から。
価格は「iPhone 11」が74,800円(税別)から。
「iPhone 11 Pro」が106,800円(税別)から、「iPhone 11 Pro Max」が119,800円(税別)から。
また、旧型モデルの「iPhone XR」と「iPhone 8」も大幅に値下げされて販売継続となります。
かなり目移りするラインアップとなりましたが、どうせ買うのなら、10月の消費税増税前に買いたいところです。
一体どれを買うのがベストなのか?
価格でチェックする
価格とスペックのバランスが良いのは「iPhone 11」。
128GBモデルでも79,800円(税別)なので、かなり手が出しやすいモデルとなっています。
iPhone 11
- 64GB:74,800円
- 128GB:79,800円
- 256GB:90,800円
一方で、「iPhone 11 Pro」はかなりの高級モデル。
Proとネーミングするだけあります。
ストレージ容量に丁度良い128GBモデルはなく、256GBモデルと512GBモデルの大容量のみで、価格も13万円超え。価格分の働きをしてくれるか?については使い手によるでしょう。
iPhone 11 Pro
- 64GB:106,800円
- 256GB:122,800円
- 512GB:144,800円
iPhone 11 Pro Max
- 64GB:119,800円
- 256GB:135,800円
- 512GB:157,800円
価格改定された旧型モデルも狙い目です。
64GBモデルもありますが、コスパの良い128GBモデル一択。
「iPhone XR」と「iPhone 8」の価格差は12,000円。
これは悩ましい・・・絶妙な価格設定です。
iPhone XR
- 64GB:64,800円
- 128GB:69,800円
iPhone 8
- 64GB:52,800円
- 128GB:57,800円
iPhone 8 Plus
- 64GB:62,800円
- 128GB:67,800円
さらに、「iPhone XR」と「iPhone 11」の価格差は1万円。
「iPhone XR」を買うなら、もう1万円足して「iPhone 11」にしたくなる価格設定です。実際、「iPhone XR」と「iPhone 11」の価格差はあまりなく、かといって性能やバッテリー駆動時間、カラーバリエーション、手放すときのリセールバリューを考えると、1万円足して「iPhone 11」を買うのが賢い選択かもしれません。
言わずもがな「iPhone 8」と「iPhone 8 Plus」は名機であり、この価格帯であれば買いに間違いありませんが、一部の噂では、2020年の春にA13 Bionicチップを搭載したアップデート版の「iPhone 8」が登場するという話があります。廉価モデルのiPhoneとして登場するということで、価格も現状維持もしくは今よりも安くなる可能性も?
というわけで、今買うのはちょっとタイミング的に微妙なところ。
重さでチェックする
手に持って使うiPhone、できれば軽いほうが嬉しいです。
重さも購入を決める重要なポイントになります。
軽い順に並べるとこんな感じ↓
- iPhone 8:148g
- iPhone 11 Pro:188g
- iPhone 11:194g
- iPhone XR:194g
- iPhone 8 Plus:202g
- iPhone 11 Pro Max:226g
一番重いのは「iPhone 11 Pro Max」で、「iPhone 8 Plus」よりも24g重くなります。価格も重さもヘビー級ですね。
「iPhone 11」は「iPhone XR」と同じ重さ。
軽くはありませんが、そこまで重くもない感じ。
「iPhone 11 Pro」も言うほど軽くはありません。
体感では「iPhone 11」とそう変わらないでしょう。
余裕があれば、展示品を手に持ってから購入を決めてもいいかもしれません。
iPhone 11とiPhone XRはどこが違う?
価格は1万円しか変わらない、重さは同じという両機種。
他にはどこが違うのか?
まずは、SoCがA12 BionicからA13 Bionicになったこと。
これによりバッテリー駆動時間もかなり延びています。
地味な改良点としては、防水性能の向上もあります。
1m防水からと2m防水へ。
I67等級からIP68等級防水にグレードアップしました。
シール部分の素材でも変わったんでしょうか?
あとはカメラですね。
リアカメラは12MPの超広角レンズが搭載され、ナイトモードが使えるようになり、これまでのiPhoneが苦手だった暗所撮影にも対応しました。
フロントカメラは7MP→12MPになり、4K@60fpsでの動画撮影にも対応しています。
フロントカメラの美顔・美肌加工具合はどんなもんでしょうか?中華スマホくらいあからさまに加工するのがデフォになってきている昨今、リアルの顔面を映し出すようではウケが悪いと思いますが。それが4Kならなおさら。
超広角レンズはF値が2.4。
2倍の光学ズームアウトにも対応。
動画撮影はどう変わっているでしょう?
4Kで撮影してもあまり発熱しないようになっているか?そこが重要ですが、カタログスペックでうかがい知ることはできません。これは「iPhone 11 Pro」でも同じです。
本体スピーカーのオーディオ性能も向上。
空間オーディオ再生。もはや意味が分かりません。
結論:買うならどれ?
このタイミングで買うのなら「iPhone 11」がベスト!でしょう。
これには多くの人が納得のはず。
性能、価格、重さ、カラバリ、カメラ性能、すべてのバランスがとれています。
大きなトラブルがなければ、「iPhone 8」に次ぐ名機となりえる可能性を感じさせます。
一方の「iPhone 11 Pro」は流石に高すぎるのと、カメラ性能と渋めのカラバリくらいにしか魅力を感じません。「iPhone XS」をモデル落ちにせず価格改定していれば、さらに見劣りしていたはずです。Proといっても「iPhone 11」と同じA13 Bionicチップを搭載しているわけで、処理能力は変わらないですしね。
価格改定された「iPhone 8」は、2020年春のアップデートまで待ったほうが良いですね。
「iPhone XR」については・・・よくよく考えるとこれって・・・2018年の在庫ですね、完全に。真実に気づいてしまいました。
というわけで、2019年の買いモデルは「iPhone 11」で決まり!