つい先日、iPhone 11に接続する外部マイクが認識しなくなったというケースをお伝えしました。
iOS 13.2ベータにアップデートすると症状が改善されたので、原因はiOS 13.1.2だということにしていますが、この症状にちょっと関連していそうな不具合があったので、お伝えします。
GPSロガーアプリの「Ryotei」によると、iOS 13では、iPhoneに充電しながら位置情報が記録できなくなるという不具合が確認されているとのこと。
この原因となっているのが、iOS 13におけるUSBアクセサリの処理のようです。
回避策としては、まず、設定 > Face IDとパスコード に進み、下の方にある「USBアクセサリ」をONにすること。
この設定をONにすると、iPhoneをロックしている時でもUSBアクセスが許可されます。
これはiOS 12あたりで導入されたセキュリティ設定だったと記憶しています。確か、FBIがテロリストのiPhoneのデータを吸い出すために特殊な機器を用いたというニュースが伝えられて、その対策方法として導入された機能だったような。正常に動作していれば特に問題のない機能ですが、不具合のあるiOS 13では誤動作してしまうようで、Lightningポートに接続する機器が正常に使えなくなるケースがあるようです。
FBIがどーのこーの。
一般ピープルにはあんまり関係のない設定なので、ONにしておいても何も問題は無さそうです。
これでよし。
というわけで、iOS 13にしてからiPhoneに接続する機材が使えなくなった!という方は、この設定を見直してみてはいかがでしょうか。