この秋登場する「iPhone 12」は、ノッチがより小さくなり、ベゼルもさらに薄くなる。
YouTubeチャンネルEverythingAppleProの動画内で「iPhone 12 Pro Max」の3D CADデータがリークされ、色々と新しい情報が明らかになりました。
まず、フロントベゼルの幅が「iPhone 11 Pro Max」よりも0.97mm薄くなったことで、画面が少し広くなっています。TrueDepthカメラも小型化されており、ノッチの面積がかなり小さくなったことで見た目的にもかなり広々とした印象を受けます。
背面で、まず目につくのがカメラユニット。
全体的なデザインは同じですが、「iPhone 11 Pro Max」よりも少し大きくなります。トリプルレンズカメラにLiDARスキャナーを配置、カメラレンズ自体も若干大きくなっているように見えます。
本体サイズは少しだけ大きくなっていますが、厚みは8.1mm→7.4mmへと薄型化されています。
- iPhone 11 Pro Max:157.95 x 77.84 x 8.1 mm
- iPhone 12 Pro Max:160.84 x 78.09 x 7.4 mm
カメラユニットのアップ。
トリプルレンズカメラにLiDARスキャナー、真ん中がLEDフラッシュライト、その下が背面マイクになります。
「iPhone 12」ではデザインが大幅に変更されることが以前から伝えられていますが、内部の設計もかなり変更が加えられているようで、「iPhone 11」では電源ボタン側にあったSIMカードトレイが、「iPhone 12」では音量ボタン側に移設されました。
その代わり、電源ボタン側には新しくSmart Connectorが搭載されています。
SIMカードトレイの移設はこのため。
Smart Connectorは「iPad Pro」に搭載されている拡張端子で、Smart Keyboardなどを接続するときに使います。「iPad Pro」に搭載されているSmart Connectorよりも若干サイズが小さい為、iPhone専用のSmart Keyboardが登場するのかもしれません。
この設計変更により、内部構造がどうなるか?という予想も行われています。
ロジックボードの配置が変わることで、バッテリーがiPadっぽい1セルのバッテリーパックになる、という予想。
流石にこれは無いとしても、SIMカードトレイがかなり上に配置されているので、ロジックボードの配置もこれまでと変わるでしょうね。
今回の情報をまとめると
- ノッチがより小さくなる
- ベゼルがより薄くなる
- 本体の厚みが7.4mmとかなり薄くなる
- iPhoneとしては初のSmart Connectorを搭載(Proのみの可能性)
- SIMカードトレイの位置が変更
- ProモデルはカメラユニットにLiDARスキャナーを搭載
- 5Gをサポート
- バイオレット、ライトブルー、ライトオレンジのカラバリ
今回リークされた3D CADデータは試作モデルからのようですが、完成度は70%ということで、ほぼ製品版と見て良さそう。