すっかり存在を忘れていたARメガネ「Apple Glasses」。
今でもちゃんと開発中でした。
アナリストのMing-Chi Kuoが投資家向けに提出したレポートからの情報によると、「Apple Glasses」は今も開発中で、早ければ2022年に登場するという話。
この他には、今年の後半に10.8インチの新型iPadが登場。
2021年前半には8.5インチ〜9インチサイズの新型iPad miniが登場するとしています。
どうなる?Apple Glasses
Apple Glassesといえば、数年前にARメガネのGoogle Glassが登場したときに、Appleも同じようなデバイスを開発しているという噂が出ていました。
ちょうど、ネットでウェアラブルデバイスが騒がれていた頃ですね。
Appleのウェアラブルデバイスとしては、Apple Watchがあります。
発売直後からかなりの人気商品となりましたが、同じウェアラブルデバイスでも市民権を得たスマートウォッチとは違ってARメガネは少し特殊なデバイスになります。先行していたGoogle Glassは、一般販売をやめて企業向けにエンタープライズエディションを販売しているあたりからも、その難しさが伝わってきますが、AppleがARメガネでどういうアプローチをしてくるのか、ちょっと楽しみですね。
新型iPadは廉価モデルだけど高速チップ搭載
今年後半に登場するという新型iPadは、安価で高性能というセールスポイントがあるといいます。
iPhoneで言う所のiPhone SE 2020のような位置づけの製品で、低コストで製造されながらも高速のチップが搭載されるということです。現行のiPad 7はA10チップを搭載していますが、iPad 6の頃から基本的なスペックは変わっていません。iPhoneでいえばiPhone 7と同等の処理能力になります。
そのままだと2020年モデルとしてはちょっと力不足感は否めませんね。
というわけで、チップの刷新がある模様。
A11、A12、A13のうちのどれか?ということになりますが、どうなるでしょう。
- A11 Bonicチップ:iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone X
- A12 Bionicチップ:iPhone XR、iPhone XR、iPhone XR Max、iPad Air 3、iPad mini 5
- A13 Bionicチップ:iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Max、iPhone SE 2020
ハイエンドモデルのiPad ProですらA12 Zですし、順当に行くならA12でしょうか。
これでA13を搭載なら、ちょっとインパクトがありますね。
旧モデルからの買い替えにも最適でしょう。
新型iPad miniは薄型ベゼルになる
2021年前半に登場するという新型iPad mini。
こちらは、画面サイズが8.5インチ〜9インチになるといいます。
現行モデルのiPad mini 5は、7.9インチディスプレイを搭載しているので、本体サイズが同じままで画面サイズが大きくなるとすると、ベゼルは現行モデルよりもかなり薄型になりそうです。
サイズ的にホームボタンは廃止されることになりますが、iPad ProのようにTrueDepthカメラを搭載してFace IDに対応するのか、画面内蔵式のTouch IDを搭載するのか、はたまたiPhone SE Plusで搭載されるという電源ボタン内蔵式のTouch IDを採用するのか?
- 本体サイズはそのままで薄型ベゼルデザインに
- 生体認証はどうする?
コスト的には、画面内蔵式のFace IDは無さそう。
電源ボタン内蔵式のTouch IDが現実的な線でしょうか。
- Source MacRumors