秋に登場するiPhone 12シリーズは4機種。
全機種に有機ELディスプレイが搭載されますが、ハイエンドモデルのiPhone 12 Proは画面のリフレッシュレートが120Hzに対応するという話があります。
これはサプライチェーンからの情報として伝えられているもので、iPad ProのLiquid RetinaディスプレイのようにProMotionテクノロジーにより60Hzと120Hzに対応するということです。
画面のリフレッシュレートが60Hzから120Hzになることで、滑らかでヌルヌルな描画になり、動画やゲームがより捗る!良いこと尽くめのように感じますが、実はデメリットもあります。
iPhoneより早く120Hzのリフレッシュレートに対応しているSamsungのGalaxy S20シリーズでは、画面のリフレッシュレートを48Hz、60Hz、96Hz、120Hzから選択できますが、120Hzにすると確かに綺麗ではあるもののバッテリーの消費量が増加するということで、スマートフォンというデバイスにとってはあまり実用的とはいえません。
そこで、間を取って「96Hz」に設定するのがベストとされています。
60Hzより綺麗だけど120Hzほどバッテリーを消費しない、バランスの良い高リフレッシュレート。
iPhoneではそういう設定ができるのでしょうか?
もし、60Hzと120Hzの2択だとしたら、多くの人が60Hzのまま使うことを選択するでしょう。
ダイナミック壁紙や過剰なエフェクトを無効にしてバッテリー駆動時間を延長するように。