Appleの「AirTags」より早く、Samsungから似たような製品「Galaxy SmartTag」が登場したのでチェックしてみましょう。
本体の重さはわずか13g。
形状は、オーソドックスなスマートタグのような感じであまり意外性はありません。この時点で「AirTags」とは違いますね。
でも、これはこれで使いやすく感じます。
キーホルダー、カラビナ、ストラップ、紐などを装着できる穴があって、このままで色んな物に取り付けられるようになっています。
リークされた写真によると、「AirTags」の方は円形のマグネットのような本体で、碁石のようでもあり、キーホルダーやストラップを通せる穴がありません。
どうやって使うのかというと、保護ケースに入れて使うことになります。
仮に、本体にMagSafe充電器のような磁石が埋め込まれていたとしても、そのままで使うのはちょっとはばかられるようなデバイスになるでしょう。
「Galaxy SmartTag」の価格は1個29.99ドル。
この価格なら気にせずガンガン使えそうですね。
ただ、こちらの「Galaxy SmartTag」がサポートしているのはSamsung Galaxyのみ。
Androidでも他メーカーの機種はサポートされません。位置情報を探すのにGalaxy Find Networkを使うため、他メーカーのデバイスからはアクセスさせたくないということでしょう。
Galaxyとの接続はBluetooth 5.0で行います。
位置情報を検出できる範囲は、半径120m。もし範囲外に出た場合は、確認ができた最後の場所を表示します。
探す時は、アプリの地図上にアイコンを表示、その場所までのナビゲーションが行われます。
「AirTags」と一番違うところが、このスマートタグを探す時の機能です。
「Galaxy SmartTag」はある程度の場所までアプリでナビゲーションをして、最終的には音を出してどの場所にあるのか判断することになります。方や「AirTags」の方は、(噂になっている機能ですが)ARアプリを使ってその場所を正確に知ることができます。
ビーコンとして使う他に、IoTデバイスの制御も行えます。
「Galaxy SmartTag」にはボタンがあり、あらかじめ設定しておくことで、スマートホームの電源を入れることができます。
最後にバッテリーですが、ユーザーが交換可能なCR2032電池が入っています。
Galaxyでしか使えないという点を除けば、なかなかいい感じのスマートタグ。
Appleの「AirTags」も、電池はCR2032を搭載するようなので、案外ユーザーフレンドリーな仕様なのかも。
- Source Samsung US