本日リリースされた「iOS 14.5 Developer Beta 3」には、Appleのスマートタグ「AirTags」に関する新機能が追加されていることが発見され、登場が近いことを予感させます。
リリースノートには一切明記されていない隠し機能となっていて、まだ設定項目などはありませんが、Safariで「findmy://items」というURLスキームを開くことで「探す」アプリが起動し、新しく「AirTags」に対応することを示す以下の内容が表示されます。
さまざまな持ち物に対応
Apple製以外の製品を「探す」に追加できます。バックパック、旅行用かばん、ヘッドホンなどの所在地を確認できます。
通知機能の改善
身近な人に対する位置情報の通知が今まで以上に便利になりました。
探すのネットワーク
デバイスがWi-Fiまたはモバイル通信ネットワークに接続されていなくても、デバイスを地図上で探すことができます。
カバンなどに取り付けて「探す」アプリに追加することで、位置情報を確認することができる。そして「AirTags」自体はネットワークに接続されていなくても位置情報が表示される。
スマートタグとしては一般的な機能ですが、これはかなり便利なアイテムになりそう。
「AirTags」のセットアップ画面もすでに存在します。
「探す」のメニューには持ち物を探すという項目が新しく追加されていて、そこから「AirTags」のセットアップが行えるようです。
人を探す、Appleデバイスを探す、そして持ち物を探す。全ての追跡が「探す」アプリで行えるようになります。これまであまり使うことが無かった「探す」アプリですが、今後は使用頻度が増えそうです。
「AirTags」は、3月16日に開催される新製品発表イベントで登場すると噂されています。
同イベントでは「新型iPad Pro」「iPad mini 6」「新型AirPods」が発表されるという噂もあります。
- Via MacRumors
またこの他、「iOS 14.5 Developer Beta 3」には新しい設定項目としてTVプロバイダというものが追加されていました。日本には対応していないようですが、ちょっと気になります。