新しいiPad Proには、A14Xチップが搭載されるようです。
現行のiPad Proに搭載されているSoCは、A12Z Bionicチップ。以前のiPad Proに搭載されていたA12X Bionicチップをさらに改良したSoCになります。
そうなると次に搭載されるのは、A13 BionicをベースにしたA13X Bionicチップになる?
・・・と思いきや、A13は華麗にスルーして、いきなりA14をベースにしたA14Xチップになるようです。
A14チップは、2020年モデルのiPhone 12シリーズに初搭載されるとされているSoC。スマートフォン向けのSoCとしては初めて5nmプロセスになるということで、高性能と省電力を兼ね備えたSoCになると言われています。
過去、iPad Proに搭載されたSoCを改めてチェックすると、A10 FusionチップをベースとしたA10X、A12 BionicチップをベースとしたA12Xと、さらにそれを改良したA12Zという具合になっています。
A10Xから(A11はスルーして)A12XとA12Z。
そこからA13はスルーしてA14Xが出るという感じ。
1個飛ばしの2年周期ですね。
新しいiPad Proは、この他にもminiLEDディスプレイや5Gに対応すると噂されていて、登場時期は2021年になるとされています。その頃に登場するのなら、確かにA13XではなくA14Xを搭載していても不思議ではありませんね。
iPad Pros with A14x, codenamed J517 (small) and J522 (big)
— Fudge (@choco_bit) June 3, 2020