来年、2022年に登場する新型iPad Proと、今年の年末までに登場する再設計されたiPad miniとiPadについての新情報をBloombergが伝えています。
先日発売されたばかりのiPad Pro(2021年モデル)の次のモデルについての情報が、早くも出てきました。ちょっと早すぎな気もしますが・・・まだ開発は初期段階ということです。
まずは、その2022年モデルの新型iPad Proについてですが、本体の設計が一新されることが伝えられています。
2022年モデルのiPad Proは背面ガラス採用!?
これまでのようなアルミニウム筐体は廃止され、iPhoneのようなフレームと背面ガラスパネルの構造へと変わり、ワイヤレス充電のMagSafeに対応すると言われています。
iPad Proが背面ガラスになってMagSafeに対応するというのは、なかなか大胆なアップデートですね。
iPad ProにはUSB-Cポートが1つだけなので、MagSafeに対応すれば、USB-Cハブを使わなくてもMagSafeで充電しながらUSB-Cポートに接続できるようになります。
iPhoneと比べて、大きくて重いiPad Proに背面ガラスを採用するというのは、強度面でかなりの不安が残りますが、ハイエンドモデルということで、そのあたりをクリアできる強化ガラスの採用などを模索していくのでしょうか?
iPhoneでは7から8に変わった時に設計が変更されて、アルミニウム筐体からフレーム+背面ガラスへと移り変わりました。最初の頃は「割れる」「強度が心配」というアルミニウム筐体を回顧する意見が出ていましたが、今では背面ガラスの設計が普通に受け入れられています。
iPad Proの背面ガラス化が必ずしも受け入れられるというわけではありませんが、結局、Appleがそれしか出さなくなったら、それを使わざるを得ないわけで・・・。
2021年モデルのiPad miniとiPadは同時期に登場する
また、2021年モデルのiPad miniとiPadについては、2台は同じ時期に登場するということ、今年後半〜年末までに登場するということが言及されています。
先日、エントリーモデルのiPadに有機ELディスプレイが搭載されるというニュースが伝えられましたが、あれは2022年モデルから2023年モデルにかけて順次置き換わっていくという話なので、2021年モデルに関しては液晶ディスプレイのままとなります。
すでにリークされている情報では、iPad miniは本体サイズはほとんど同じまま、ホームボタン廃止と薄型ベゼル化によって画面サイズが大きくなるということ。iPadは、本体がちょっと薄くなるということが判明しています。
そして、iPadは学生向けのエントリーモデルとして登場するということで、よりリーズナブルな価格設定に期待できそうです。
というわけで、iPadやiPad miniを買い換えるならもうちょっと待ったほうがいいでしょう。
- Source Bloomberg