Apple A14チップの実物とされる写真がリークされています。
数日前に製造現場からリークされたと思われる不鮮明な写真が公開されていましたが、その後、実物が流出したらしく、鮮明な写真が公開されました。
A14チップはiPhone 12シリーズに搭載されるSoCで、5nmプロセスで製造されます。
iPhone 11シリーズに搭載されているA13 Bionicチップは7nmプロセスなので、それよりさらにシュリンクされ、スマートフォン向けのSoCとしては世界で初めて5nmプロセスで登場します。
SoCが7nmから5nmになることで何が変わるのでしょうか?
一般的に言われているのは、発熱と消費電力の低減があります。
発熱量が少なくなると熱暴走が起こりにくくなりますし、消費電力が少なくなるとその分バッテリー駆動時間が延びます。
iPhone12に搭載されるバッテリーパックのリーク情報により、iPhone 12シリーズはモデルによってはiPhone 11シリーズよりもバッテリー容量が少なくなるという事が判明していますが、これはSoCが省電力になったことで、バッテリー容量を減らしてもバッテリー駆動時間に影響を与えなくなったことの恩恵でしょう。
バッテリーパックが小さく薄くなるとその分軽くなるので、A14チップを搭載することで結果的に軽量化にも繋がるということになります。
5nmプロセスのA14チップは、iPhone 12シリーズから各種iPadシリーズ、さらにはAppleシリコンMacへの搭載も期待されます。
A14 pic.twitter.com/kCkrCHrzmX
— Mr·white (@laobaiTD) July 19, 2020
この時はちょっとフェイク臭かったけど
A14 RAM pic.twitter.com/UttGtfRRX8
— Mr·white (@laobaiTD) July 27, 2020
本物でした。