Appleのハイエンドヘッドホン「AirPods Max」の中身はどうなっているのか?
iFixitの分解レポートが一部公開されたので、チェックしてみましょう。
分解については、Apple製品らしくネジ留めでなはく接着剤で固定されているパーツが多めということで、まずは接着剤をヒートガンで温める必要があります。40mmのドライバーユニットは奥に配置されており、その周囲にはロジックボードやバッテリーが配置されています。
Apple H1チップやロジックボードは両方のイヤーカップにそれぞれ搭載されていますが、バッテリーパックは片方のイヤーカップに2個搭載されています。
また、バッテリーパックはコネクターで接続されているタイプではないということで、バッテリーの交換を考慮していない設計であることが分かります。
左右対称ではない構造。
バッテリーが入っていない方のイヤーカップには、特に重りらしきものは入っていません。
ネオジム磁石も大量に入っていますが、むしろバッテリーが入っている方に多く入っているので、左右のウェイトバランスはちょっと悪い感じがします。
(バッテリーが入っている)デジタルクラウンが付いているイヤーカップの方が、ちょっと重いかもしれませんね。
ロジックボードの形状も左右で異なります。
「AirPods Max」のイヤークッションはメッシュなので、合皮のように2年くらいでポロポロ崩れてくることはないでしょうが、バッテリーの寿命を考えるとやっぱり2年〜3年くらいが製品寿命になりそうです。