iOS 14.5から追加されるちょっとした新機能として、Siriのミュージックアプリ選択機能があります。
Siriに対して「○○を再生して」と伝えると、Apple Musicを強制することなく、ユーザーが好むサードパーティのミュージックアプリを起動して音楽を探してくれるというものです。
毎回、音声でアプリを指定しなくても自動でそのアプリで音楽を再生してくれるので、音声操作を簡素化することができます。
この新機能をベータ版のiOS 14.5を使って試してみました。
まず初回は、どのアプリを使うか訪ねてきます。
リストアップされるアプリはすべてのミュージックアプリというわけでは無いようで、ここにAmazon Musicはリストアップされていません。あちらはAlexaを使うから、競合ということでスルーしているのか?
とりあえず、Spotifyを選択しました。
すると・・・
なぜかApp StoreでSpotifyを検索。
なぜ?
App Storeを閉じて再び試してみます。
Siriを起動して「90年代ヒップホップを再生」と命じると・・・
上手くいきました!
SiriからダイレクトにSpotifyでプレイリストの再生が開始。
「Spotifyで・・・」という部分を省けるだけですけど、それなりに楽ですね。
「すんごい曲を流して」
漠然とした内容だと無理みたい。
じゃあ「今ヨーロッパで流行している曲を流して」と伝えてみたところ・・・
ウソつけ!!
というわけで、このイレギュラーさが面白くも面倒臭くもあるSiriですが、iOS 14.5以降はSpotifyなどのサードパーティ製ミュージックアプリをデフォルトのアプリにして使えるようになるという話でした。
今回試したのはiOS 14.5ベータ版なので、正式リリース版ではまた変更が加えられる可能性もあります。