2021年モデルのMacからは、個体を識別するシリアル番号がランダムに生成された8〜14桁の英数字になるということです。
これまでのMacのシリアル番号は製造日や製造場所を表す英数字が使用されていましたが、今後は完全にランダムな英数字が使用されるようになるので、シリアル番号から製造日などを把握することができなくなります。
- 現在のシリアル番号:製造場所、製造年と週、モデル、色、ストレージを英数字として組み合わせたもの
- 新しいシリアル番号:ランダム生成された英数字
現在のMacのシリアル番号はどうなのか?
チェックしてみると、12桁の英数字でした。
「C07DTXXXXXX」
シリアル番号の最初の3桁は製造国 /製造工場を表し、その次の2桁は製造年と週が続きます。
コードが分からなければ製造場所や製造年がどうなのかは分かりませんが、コード表が一部で出回っているので、それと照らし合わせることで、いつどこで製造されたMacなのかは把握することができます。
シリアル番号がランダム生成になると、そういった特定ができなくなります。
Apple側は無償修理や保証のために、ランダムに生成されたシリアル番号をデータベースに登録しておく必要があるので手間はかかりますが、顧客のプライバシーは保護されます。
- Source MacRumors