2022年後半登場のiPadは3nmプロセスチップ搭載、A14チップより最大30%省電力

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AppleとIntelが、台湾の半導体メーカーTSMCの3nmプロセスの生産技術を用いて最新チップの開発を行っており、この最新チップが2022年の後半に登場する市販モデルに搭載されることになるだろうと日経アジアが伝えています。

2020年モデルの「iPhone 12」に搭載されているA14 Bionicチップや、同じく2020年に登場したM1 Macに搭載されているApple M1チップは5nmプロセスで生産されており最新技術の印象がありますが、わずか2年で5nmから3nmにシュリンクされる技術の加速度はちょっとすごいですね。

チップが5nmプロセスから3nmプロセスになると、どう変わるのでしょうか?

TSMCによると、5nmプロセスから3nmプロセスに変わるだけで、パフォーマンスが10%〜15%向上すると共に、消費電力を25%〜30%削減することができるとしています。

そして、この3nmプロセスで生産されたチップを搭載する最初のAppleデバイスは、iPhoneでもMacでもなくiPadになる可能性が高いと言われています。

また、2022年モデルのiPhone 14については、開発スケジュールの都合上、5nmプロセスと3nmプロセスの中間にあたる4nmプロセスで生産されたチップが搭載されるということです。

まとめると、高いパフォーマンスと省電力を兼ね備えた3nmプロセスのチップは、2022年の後半に登場するiPadで初搭載。そして、iPhone 14に搭載されるA16チップは4nmプロセスで生産されるということになります。

iPad ProやMacを買い換えるなら、2022年から2023年にかけて登場する3nmプロセスチップ搭載モデルを狙うといいかもしれません。

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