「iOS 15」の「探す」では、デバイスの追跡機能がかなり強化される。
具体的には、デバイスの電源を切った状態(オフライン)でも追跡ができるようになるのと、さらには、デバイスのデータを消去されても追跡が可能になるということです。
早速、デベロッパベータ1でチェックしてみたところ、その機能は確認できませんでした。
もしかしたら、追跡するデバイスにも「iOS 15」を適用していないといけないのかも。
バッテリーが残り少ない状態でデバイスを紛失してしまい・・・そのままバッテリーが切れたとしても追跡可能というのは安心感があります。
データを消去、つまり初期化しても追跡可能という技術は、普通に以前から実装されていたと思いますが、それが一般ユーザーにも開放されるということで、盗難の抑止力に繋がるでしょう。盗んでも追跡されるという懸念があるので、そういう機能を知らないアホ以外は盗まなくなるでしょう。
また、「iOS 15」の「探す」には、デバイスが手元から離れた時に通知する機能も追加されています。
離れると通知が来るので、忘れる心配はありません。
この通知機能は、AirPodsやAirTagでも使えるので、AirPodsを置き忘れたりAirTagを取り付けた鍵を紛失する可能性もグッと下がります。
というわけで、かなり機能が強化されることになった「探す」。
これらの新機能だけでも、「iOS 15」にアップデートする理由の1つにはなりますね。