Digitimesの記事によると、2021年モデルのM1X MacBook Proの生産がついに開始されたということで、秋に登場するのがほぼ確定となりました。
以前の情報では、7月〜9月にかけて生産が開始され9月頃に登場すると言われていましたが、それより1ヶ月遅れての生産開始ということで、登場時期は10月に入るかもしれません。Digitimesによると、8月〜11月までの3ヶ月で180万〜240万台が出荷される見込みということです。
2021年モデルのMacBook Proは、Appleシリコン向けに新設計された筐体が採用され、画面サイズは14インチと16インチの2つ。Macとしては初めてミニLEDディスプレイが搭載されます。ベゼルはさらに薄くなるということなので、画面は14インチでも、本体サイズは現行の13インチとそう変わらない可能性があります。
AppleシリコンはM1Xチップになり、M1チップよりCPUコアとGPUコアが増えパワーアップ。搭載できる最大メモリ量も2倍の32GBとなり、グラフィックや動画編集などの重い処理にも対応できます。
フロントカメラは720pから1080pにアップデートされ、Mac用のMagSafe、SDカードスロット(UHS-II対応)、HDMIといった拡張ポートも復活します。TouchBar搭載の有無については不確定ですが、Touch IDは搭載されるようです。
という感じで、色々とてんこ盛りのM1X MacBook Pro。価格や消費電力については、現行モデルのM1 MacBook Proよりも高くなるのはほぼ確定なので、使い方によっては、M1 MacBook Proの方が向いているということもあるでしょう。
- Source DigiTimes Asia