10月19日(火)午前2時のAppleイベントで発表が予定されているM1X MacBook Proについて、ちょっと気になる直前リークがありました。
上の画像は、Weiboに投稿されたM1X MacBook Proのディスプレイとされる写真ですが、画面上部の中央にはiPhoneの様なノッチが存在していることが分かります。ディスプレイはM1 MacBook Proと比べてめちゃくちゃ薄型ベゼルになっていますが、フロントカメラの部分はノッチとして残されていて、まるでiPhoneのそれと同じ。
M1X MacBook Proにノッチが存在する根拠としては、もう1つあります。
これはTwitterで報告されている内容ですが、Safari Technology Previewのエラー内容から「NSScreen _safeAreaFrame」というクラスが新たに発見されています。
NSScreenはスクリーンのオブジェクトに関するクラスで、macOS 10.0以降で対応している以前からあったものですが、safeAreaFrameというメソッド部分はmacOSとしては今回初めて発見されました。safeAreaFrame自体はiOS用として以前からあり、iPhone Xが登場した時からiOSに追加されたもので、ホームボタンが廃止されたiPhoneのスクリーン上下にあるセーフエリアに関するメソッドになります。
この2つの情報から導き出される答えは・・・
M1X MacBook Proにはノッチがある!
今まで全く言及されてこなかったノッチの存在について、この土壇場でリークされるなんて、誰が予想していたでしょうか。
従来のMacBook Proでは、フロントカメラはベゼルに埋め込まれていたので全く気になりませんでしたが、M1X MacBook Proでは、ベゼルギリギリまでディスプレイになっているということで、フロントカメラ部分をノッチにするという方法がとられたとみられます。フロントカメラは720p→1080pにアップデートされているので、その兼ね合いでモジュールがやや大型化しているのも影響しているのでしょうか。
というわけで、M1X MacBook Proにノッチはありますが、TrueDepthカメラではないのでFaceIDには対応していません。
ノッチ周辺の表示がどうなるのか?については、10月19日(火)午前2時の正式発表を待ちましょう。
- Source Weibo
- Source DuanRui on Twitter