GoPro公式でGoPro HEROを購入するときに加入したGoProサブスクリプションは、無制限のクラウドストレージが含まれています。
試しに使ってみたところ、ファイルのアップロード速度が以前よりも遥かに快適になっていて、さらにGoProで撮影したファイルじゃなくてもアップロードすることができるということで、動画ファイルの保管庫として重宝しそうだと先日お伝えしましたが、使っているとちょっと気になるポイントも出てきました。
GoProサブスクのクラウドストレージを上手に使うポイントは、専用アプリのGoPro QuickじゃなくてWebブラウザから使うこと。
GoPro HEROで撮影したmp4ファイルだけに限らず、iPhoneで撮影したmovファイルなどもバックアップ用としてとりあえずアップロードしておくのに、ちょうど良いサービスとなります。
GoProサブスクリプション(6,000円/1年)
- 容量無制限のクラウドストレージ
- GoPro公式のアクセサリ類が最大50%OFF
- 理由を問わないGoPro HEROの交換保証
GoProサブスク自体はGoPro公式でHEROシリーズを購入するときに割引の条件として加入することになるので、考え方によっては無料のようなものです。1年後の契約更新をどうするか?については、来年出るHERO 11 Blackがどうなるか次第。魅力が無ければスルーするでしょうし、そうなるとGoProサブスクも解約すると思います。
必要なファイルを再びクラウドストレージからダウンロードして、外付けHDDなりに保存することになりますが、その際にちょっと困りそうなのが、GoProクラウドストレージの機能面です。
GoProのクラウドストレージの機能はかなりシンプルで、動画ファイルのアップロードに特化している印象があり、他の大手クラウドストレージサービスと比較すると機能面でかなり劣っています。
GoProのクラウドストレージで微妙な部分
- ファイル名で検索ができない
- ファイル名で一覧ソートができない
- フォルダを作成して整理することができない
一番困るのが、検索機能が無い事。
基本的にGoProで撮影した動画ファイルをそのままアップロードするためのクラウドストレージなので、ファイル名で検索するやつなどいないだろうという前提で作られているのでしょう。
ファイルの表示方法はサムネイル表示のみで、撮影日別にカテゴリ分けされています。これはこれで分かりやすいのですが、ファイル名での一覧表示などは行えず、ファイル名やファイルの容量を知りたい時はちょっと不便ですね。
それっぽい機能としては、アップロードした順番または日付順でのソート、写真か動画かのメディアタイプでのフィルターしかできません。
そんな感じで検索もファイル名でのソートもできないので、大量のファイルをアップロードしている場合は、目当てのファイルを見つけるのにちょっと苦労します。
純粋な動画保管用ストレージとしての利用では合格点ですが、もう少しその辺りの機能が強化されれば、GoPro HEROの購入特典としてではなく、動画用のクラウドストレージ用途での需要も見いだせるかもなーとちょっと思いました。
これってもしかして!容量無制限だからあえて多機能にしていない(不便にすることで、大量のファイルをアップロードされないようにするため)のかな?