iPhoneにある写真と動画からスライドショーを自動生成、iMovie 3.0を使ってみよう

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Appleより、iPhoneとiPadで使える動画編集アプリのiMovie 3.0がリリースされました。iOS 15.2 / iPadOS 15.2以降を搭載したデバイスで利用できます。

主な新機能は、テンプレートから動画作成ができる「ストーリーボード」と、自分の写真アルバムから自動的に動画作成ができる「マジックムービー」の2点。手の混んだ動画編集ではなく、iPhoneやiPadで撮影した動画を使ってサクッと動画作成ができるアプリとして生まれ変わりました。

中でも、自動で動画作成してくれる「マジックムービー」は注目の機能。写真アプリのライブラリを選択すれば、AIが自動的に動画を作成してくれます。

IMovie3 release 02

iPhoneやiPadのスペックが向上するにつれ動画編集アプリも充実してきて、最近は、しっかり編集するならAdobeなどの本格的なアプリが使えるようになっているので、iMovieを使う人はかなり減っています。

今回のアップデートでこれまでとは別の方向性を示してきたのは、その辺りの需要の変化も影響していると考えられます。

iMovie 3.0のマジックムービーを使う

早速、新機能の「マジックムービー」を使って動画作成してみました。

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新規プロジェクトからマジックムービーを選択します。

次に、写真アプリからメディアを選択します。

画像と動画のどちらも使えます。

動画にしたい画像または動画を選択したら、マジックムービーが自動生成されます。

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音楽付きのスライドショームービーが簡単に作成されました。

とにかく簡単。

これはいいかも。

使うクリップの選択、順番の入れ替え、キャプション、フィルター、音楽の選択といったカスタマイズが行えます。

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スタイルはテンプレートのようなもの。

オプションとして、音楽やキャプションのフォント、フィルターなどが選べます。

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フィルターは良くある感じですね。

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音楽はiMovieに収録されている楽曲の他に、自分のライブラリにある楽曲も使うこともできます。

作成したビデオをSNSやYouTubeなどに公開する場合は、楽曲の著作権に注意が必要です。YouTubeにアップする場合、収益化を検討しているのであれば、楽曲はYouTubeのミュージックライブラリの著作権フリー楽曲を使用するのがいいでしょう。

マジックムービーで自動生成される動画形式

マジックムービーで作成したスライドショームービーは、1080p@30fps。写真と動画が混在するプロジェクトも可能です。

  • コーデック:H.264
  • 解像度:1920 x 1080 px
  • フレームレート:30 fps

クリップの詳細な編集

自動生成されたマジックムービーに変更を加えたいという場合は、クリップごとの編集ができるようになっています。

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自動生成ではクリップのオリジナル音源は無音になりますが、ここで音量調節すればオリジナル音源を使うことができます。

また、アフレコも入れられるので、スライドショームービーを作ってそこに音声で解説を入れたりという使い方もできます。

という感じで、iPhoneやiPadで撮影した写真や動画を使ってスライドショームービーを作るのに最適なツールへと進化したiMovie 3.0。UIはわかりやすく誰でも使いこなせるけど、そこまで簡素化されておらず痒い所に手が届くような機能も備わっていて、かなりいい感じだと思います。

出力が1080p@30fpsのみなのが少し残念ですが、今後のアップデートで60fpsや2.7K、4Kに対応してくれると、メインのスライドショームービー作成ツールとしても活用できるポテンシャルは十分あると感じました。

マジックムービーはmacOS版iMovieに読み込める

macOS版のiMovieもバージョン10.3.2にアップデートされていますが、こちらは安定性の向上など小さな修正のみで、目立った新機能はありません。

ただし、iOS / iPadOS版のiMovie 3.0で作成したマジックムービーとストーリーボードのプロジェクトを読み込むことができるので、連携して使いたい人は、macOS版も最新バージョンにアップデートするといいでしょう。

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