iPhone 14のフロントカメラには、初めてオートフォーカス機能が搭載されます。
オートフォーカス機能により被写体にピントを合わせることができるので、これまでのフロントカメラと比べ、セルフィーでの写真・ビデオ撮影のパフォーマンスが大幅に向上すると期待されています。
今回、アナリストMing-Chi Kuoさんが、iPhone 14に搭載されるフロントカメラのパーツを供給するサプライチェーンを明らかにしました。iPhone 13のフロントカメラから変更されているハードウェアとして、以下の2点があげられています。
- オートフォーカスアクチュエータ(VCM)の追加
- 5枚レンズから6枚レンズへ変更(パーツのコストが20%アップ)
- 参考ミネベアミツミ
これまでより多くのパーツが追加されるので製造コストはアップしますが、近年のiPhoneはカメラ性能の向上に注力しているので、フロントカメラのアップデートで製造コストがアップしてもネガティブに受け取る人はあまりいないでしょう。
フロントカメラのサプライチェーンは、以下のメーカーになります。
iPhone 14フロントカメラ
- イメージセンサ: Sony
- レンズ: Genius、Largan
- オートフォーカスアクチュエータ: Alps、Luxshare ICT
- カメラモジュール: LG Innotek、Cowell
今回のMing-Chi Kuoさんの情報では、iPhone 14 ProではなくiPhone 14と表記されており、フロントカメラのオートフォーカス搭載はProモデルに限定したアップデートでは無いことを示唆していると受け取ることができます。
iPhone 14シリーズは9月に登場します。
その頃に円安はどうなっているのか?
さらにAppleレートが引き上げられる可能性も・・・ありえーる?
- Source 郭明錤 (Ming-Chi Kuo)