メタバースがコケた今、VR業界の最後の砦とされているAppleのMRヘッドセット「Reality Pro」について、6月の正式発表を前にして、少しずつ情報が明らかになってきました。
まず、搭載される専用のOSは「xrOS」として商標登録されたことで確定しました。事前の情報では、M2ベースのSoCを搭載してiPadアプリが動作するということで、iPadOSとさほど大きく変わらないOSになることが予想されます。
- 製品名は「Apple Reality Pro」でハイエンドモデルとして登場
- OSとして「xrOS」が商標登録されている
- 6月のWWDC 23で正式発表される予定
- 7月〜9月にかけて量産され、9月以降に発売予定
- 第2世代はコストダウンされた「Apple Reality」になる
製造コストの試算も出ています。
(image: wellsennXR
)
構成されるパーツから、おおよそで試算された製造コストは約1300〜1500ドル。最も高価なパーツは、SONY製の有機ELディスプレイとなっています。
「Reality Pro」は、ハイエンドのMRヘッドセットで販売価格は3,000ドル前後になるといわれているので、利益率の高いデバイスになることがわかります。
ただ、これはあくまでハードウェアの製造コストであり、xrOSや専用コンテンツの開発費などは含まれていません。
- Source XRDailyNews
- Source 雪球