これまで無償提供されていたフリーWi-Fiが、続々とサービス終了を発表しています。先立ってサービスを終了したのが、コンビニ大手のセブンイレブン。フリーWi-Fiサービス提供を終了する理由として「日本国内におけるインターネット環境の変化」を挙げています。
それに続く形で、ファミマのフリーWi-Fiも7月31日でサービス終了することが発表されました。店舗の入り口にもシールが貼り付けられ、サービス終了が告知されているのでご存知の方も多いと思います。
でも、正直これって終了しても全く影響無いですよね?
ファミリーマート
「Famima_Wi-Fi」
2022年7月31日にサービス終了。
「d Wi-Fi」へ移行する。
セブンイレブン
「7SPOT(セブンスポット)」
2022年3月31日でサービスを終了している。
ローソン
「LAWSON Free Wi-Fi」
2022年7月25日現在もサービス提供中。
だが、なぜか接続できないことが多く、使えたためしがない。
終了しても全く困らないコンビニのフリーWi-Fi
正直、コンビニのフリーWi-Fiが終了しても、困る人はあまりいないのではないでしょうか。菅政権の唯一の功績といっても良い格安プランの登場により、通信費にかかるコストは格段に低下しましたし、それに伴い、フリーWi-Fiを利用する機会がかなり減りました。
また、フリーWi-Fiにはデメリットも多いのです。
- 登録やログインが面倒臭い
- 勝手に繋がってきてうざい
- 通信速度が低速すぎる(帯域制限)
- 30分で接続が切れるのが嫌すぎる
この中で一番うっとおしいのが、勝手につながることでしょう。通信速度が低速の分際で勝手に繋がってきて、今まで快適に通信できていたのにいきなり低速になる・・・これがかなりのストレス!
QRコード決済をする時に勝手にフリーWi-Fiが繋がってきて、読み込み速度がめちゃくちゃ遅くなり決済処理に時間がかかる!
などなど、全く良い印象がありません。
コンビニのフリーWi-Fiがなくなって困るのは、イートインスペースを占領してスマホゲームをしていたキッズ集団、駐車場の車の中でずーっと休憩しているおっさんくらいのもので、一時的にコンビニを使う層にとっては邪魔者でしかありませんでした。サクッと終了してくれたほうが、客にも店舗にもプラス効果の方が多いでしょう。
コンビニWi-Fiが無くなっても、auなどのキャリアが提供しているWi-Fi、駅や沿線でつながるWi-Fi、飲食店が提供しているWi-Fi、ホテルや施設が提供しているWi-Fiなどがありますし、そちらの方が使い勝手が良いので、コンビニWi-Fiが続々終了している影響は無風でしょう。