iOS 16ベータ版で新しく追加された、バッテリー残量の%表示。
iPhone向けにミニマルなアイコン表示になっていて、その目新しさからしばらく使っていましたが、1日ほどで違和感に気づきました。
これって逆に使いにくくないですか?
というのも、バッテリー残量に応じてアイコンが変化しないんです。
例えば、こちらの比較。
上のバッテリー残量%表示だと、アイコン自体は常にフル充電のように見えますよね。
でも、実はバッテリーがかなり減っている状態で、残量は49%しかありません。
これまでの見慣れたバッテリー残量アイコンと同じ感覚で使っていると、知らない間にiPhoneのバッテリー残量がかなり減っている・・・ということもあるでしょう。
これは、バッテリー充電中も同じです。
パッと見でフル充電できたと思ったら、あんまり充電できていないということも。
%表示だとアイコンの表示は変わらないので、数字で判断することになりますが、どちらが分かりやすいかは一目瞭然。
直感的にバッテリー残量を把握するには、従来のアイコンの方が向いているということを実感しました。
バッテリー残量%表示の場合は、アイコンを背景にしてフォントでバッテリー残量を%表示するというシンプルなスタイルになっています。そのため、従来のようにバッテリー残量をアイコンで表示してしまうと、バッテリー残量が減ってくるとフォントが見えなくなるので、この状態になっているのでしょう。
今後のアップデートで、「フォントに境界線をつける」「バッテリー残量に応じたアイコン表示」などの改良が加えられることを期待しつつ、従来の設定に戻すことにしました。
バッテリー表示は、設定から切り替えることができます。
そして、やっぱりこっちの方が分かりやすい。