前回のAmazonのセールで、かなりお得な価格になっていたFire HD 8タブレットを入手して使い始めました。
本体の大きさはiPad mini 6とほぼ同じ。
ですが、全く別物のタブレットなので使い分けることができます。
スペックはそれなりにショボめで、特にRAMが少ないため、サクサク動作するiPad mini 6と比較してしまうとストレスを感じますが、格安タブレットとして割り切って使えば、なかなかいい感じのデバイスである事がわかりました。
Fire HD 8タブレットのスペック
- 8インチHDディスプレイ 1280 x 800
- 2.0GHz クアッドコアプロセッサ
- 2GB RAM
- 32GBストレージ
- 355g
ディスプレイの解像度はほぼ720pなので、iPhoneやiPadと比較してしまうとチープ感は否めませんが、価格を考えれば妥協点。kindle本を読んだりプライムビデオを見るといった用途なら、この解像度でも十分使えます。
次に、しばらくFire HD 8タブレットを使ってみて、気に入ったポイントと気になったポイントを挙げていきます。
気に入ったポイント
- かなり軽い
- 意外と音質がいい(ステレオスピーカー)
- microSDカードスロットがあるので、ファイルのやりとりが簡単
- ディスプレイ解像度は低いが、動画視聴やKindleならあまり気にならない
本体はiPad mini 6と比べるとメチャ軽く感じます。外装が樹脂なのでチープですが、その分軽いのでこれはこれでいいかも。そして、一番気に入ったのが音質です。ステレオスピーカーが搭載されているので、音質は思っていたよりも良かった。音量を上げるとドンシャリですが、価格を考えると悪くないでしょう。
microSDカードスロットが付いているのもポイント高め。ファイルのやり取りが簡単にできます。
気になったポイント
- ボタン配置が分かりにくい、電源ボタンと音量ボタンが併設されている
- ボタン類とUSB-Cポートが並んでいるので、充電しながら操作しにくい
- 急速充電ができないので充電に時間がかかる
- RAMが少ない為、使っていると動作がもっさりしてくるので、定期的にバックグラウンドアプリを閉じてやる必要がある
- Wi-Fiアンテナの受信感度が低い
- 生体認証がないので、ロック解除にパスコード入力がめんどい
2GB RAMの格安タブレットなので、ワンテンポ遅れたモッサリ動作であることは織り込んで購入したのですが、アプリによってはストレスに感じるほどの重さを感じることがあります。複数のアプリを立ち上げずに使うのが良さそうですね。
基本的に操作はワンテンポ遅れるので、入力には向きません。
地味にストレスなのが、ロック解除のパスコード入力です。
指紋認証も顔認証も使えないので、古き良きパスコード入力を行いますが、毎回だと流石に面倒に感じてしまいます。まあ、しょうがないかな。
そんな感じで、不満点はあるものの価格を考えると満足度のあるタブレットという印象のFire HD 8タブレット。Kindle、動画サブスク、Radiko、Spotifyなど用途を限定したビューワーとして使うのがベストでしょう。
アプリストアの制限
OSはAndroidベースのFire OSとなり、普通のAndroidタブレットとは違いGoogle Playが入っていないので、アプリのダウンロードはAmazonアプリストアから行うことになります。ただ、提供されていないアプリも多いので、野良apkを使って自己責任でインストールするか、アプリの野良apkを直接インストールすれば、普通に動作します。root化の必要はありません。
セキュリティ上のリスクがありますが、野良apkが簡単にインストールできるのはAndroidの強み。最初から割り切って、個人情報などを入れずに野良apkで用途を限定して使うこともできます。
セール価格で買おう!
Amazonデバイス全般に言えることですが、定期的に開催されるAmaonのセール時には、通常よりかなりお得な価格で販売されるので、そのセール時を狙って購入することをおすすめします。
また、Fire HDタブレットはKindle Unlimited3ヶ月分の契約が付属する場合があるので、購入時のオプションで「3か月分のKindle Unlimitedつき」を選びましょう。自動更新になりますが、3ヶ月後の更新までに契約のキャンセルをしておけば自動更新はされませんし、すでにKindle Unlimitedと契約している場合は、そこから3ヶ月プラスされるのでなかなかお得です。