9月28日に開催予定のAmazonデバイス発表イベントに先駆けて、新型のFire HD 8タブレット(第12世代)が登場しました。
2020年に発売された第10世代モデルより30%高速化されており、価格は32GBモデルが11,980円、64Gモデルが13,980円。
10月19日より発売されます。
本体サイズやディスプレイの解像度はそのままですが、搭載されているチップがアップデートされてCPUコアが4コア→6コアに増えたことで、処理速度が30%アップしています。
搭載RAMは2GBのまま変わりませんが、CPUの処理速度が向上しているので、これまであったモッサリ感はある程度解消されているはず。(だと思いたい)上位モデルのFire HD 8 Plusは搭載RAMが3GBなので、より快適な動作を求めるならこちらの方がオススメですが、どちらにしてもAmazon専用の低価格タブレットであることに変わりはないので、ある程度割り切って使うのが良いでしょう。
その他には、バッテリー駆動時間が1時間増えて最大13時間に。重さは355g→337gへと18g軽量化されています。
1TBまで対応するmicroSDカードスロットが搭載されていて、拡張性も高いように感じますが、OSがAndroidではなくFire OSというカスタマイズOSになっているので、そのままの状態ではGoogle PlayからAndroidアプリをインストールすることはできません。
Google Playで配信されているアプリと同じようなアプリがAmazonストアで提供されていますが、仕様やバージョンが違っていたりするので、Amazon以外のサービスを利用したいのであれば、(自己責任で)apkファイルを直接インストールしないと快適性が得られないという制限があります。
その点を理解した上で選ぶなら、サブ端末としてそこそこ使える格安のタブレットになります。
9月28日に開催予定のAmazonデバイス発表イベントでは、「Fire TV」や「Echo」の新型モデルが登場すると予想されており、とりあえずはそのイベントをチェックしてから購入の判断を行うのが良いかなと思います。