DJIが22日に正式発表を行うとみられる新型ジンバルの「OM 6」が、事前にリークされています。今年は新型モデルの「OM 6」と廉価モデルの「OM SE」の2モデルが登場するということなので、ちょっとチェックしてみましょう。
DJI OM 6
(image: WinFuture.de)
折りたたみができる3軸ジンバル。延長ロッド付きで「OM 5」と似たようなスタイルですが、カラーバリエーションが重厚感のある以前のOMに戻っています。液晶インジケーターがあり、バッテリー残量をチェックできるようになっています。
大きな変化はズーム用のつまみがホイールに変わっている点と、コントローラースティックが新設計されている点です。フォーカスやズームを多用するなら、こちらの方が使いやすそうではありますが、「OM 5」から買い換えるほどではなさそうです。
- バッテリー容量:1000mAh
- 駆動時間:最大6.5時間
- 重さ:340g
「OM 5」と比べてバッテリー容量は同じ1000mAhですが、重さは326g→340gへと少し重くなっています。
そもそも、ジンバルって何なので?
ジンバルはスタビライザーのこと。
3軸ジンバルは、3つのモーターを使ってスマートフォンを常に水平に保つことができるので、歩いたり走ったりしても手ブレすることなく動画撮影が行なえます。最近はコンパクトに折り畳めるタイプが主流となっているので、誰でもお手軽に使うことができます。ただ、撮影時にはやっぱり目立ってしまうので、場所によっては通報されたり撮影しないでくださいという注意を受けることもあるので、トラブルを避ける為にも場所を選んで使用しましょう。
DJIのジンバル OMシリーズの歴史
- OM 1:スマホ専用ジンバルとして登場
- OM 2:かなり安価になった
- OM 3:折り畳めるようになった
- OM 4:マグネットアダプターで着脱できるようになった
- OM 5:自撮り棒のように延長できるようになった
- OM 6:コントローラーが新しくなった
DJI OM SE
(image: WinFuture.de)
ベースは「OM 4 SE 」のようですが、新しいコントローラースティックと液晶インジケーターが搭載されています。こちらも機能面での大きな変化はありませんが、堅実なアップデートといった感じで廉価モデルとしてより魅力的になっています。
めちゃくちゃ軽いのがいい、自撮り棒機能が欲しいというのでければ、このSEで十分使えるのでスマホ用ジンバルとしてはかなりオススメのモデルです。
- Source WinFuture.de