2023年の秋に登場が予定されているiPhone 15について、不確定ではありますが興味深い噂が伝えられています。
@ShrimpAppleProのツイートによると、iPhone 15は本体デザインが新しくなるとされていて、iPhone 12から続いたフラットエッジデザインの筐体が新しい筐体へと変わる事になります。直近のiPhoneの製品ライフサイクルは、3世代続いてデザイン刷新というパターンになっているので、iPhone 15の筐体はiPhone 18まで続くと考えられます。
噂によると、背面はフラットエッジではなく丸みを帯びたデザインへと変わり、MacBook Proのようなシルエットになるといいます。iPhoneで例えると、過去に登場したiPhone 5cが最も近い形状です。
前面はこれまでのようにフラットエッジで、背面はラウンドエッジというデザイン。
iPhone 5cの外装素材にはポリカーボネートが採用されていましたが、iPhone 15の外装素材については、ステンレススチールに変わってチタニウムが採用されると言われています。この噂は、ハイエンドモデルのiPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Maxの素材の事でしょう。
チタニウムはステンレススチールよりも60%軽く、高い強度があり、傷がつきにくい、錆びないといった特性があります。人体に触れた時の金属アレルギーも発生しにくいため、腕時計でも採用されている金属素材であることから、チタンと言えば高級なイメージが一般認識としてあります。
Apple製品では、Apple Watch Ultraがチタニウムケースを採用していますが、Apple Watchのハイエンドモデルとして価格もそれなりにします。チタニウムがiPhoneにも採用されることになれば、本体デザインの刷新と合わせて、それなりにインパクトがありますね。
しかし、iPhoneの外装に採用されたチタニウムが、その良さを活かせるかどうかは微妙なところです。
iPhoneはMagSafe充電の為に背面パーツをガラスパネルにする必要があるため、いくら強度の高い金属素材が採用されたとしても、それはフレーム部分のみに限定されます。Apple Watch Ultraのようにケース全体をチタニウムで覆えるなら、タフネスを謳うこともできますが、iPhoneのように背面と前面がガラスパネルなら、フレームのみチタニウムでも、落とせば一巻の終わりというのは依然として変わりません。
So the new iPhone 15
— ShrimpApplePro (@VNchocoTaco) November 20, 2022
From the early information that I have, the iPhone 15 will feature a new border design. The back edge corner (as pointed out in the images) will be rounded and not square anymore.
The material also will be titanium.
Still very early to take it as it is. pic.twitter.com/hbdCKUhVP9