2023年秋登場のiPhone 15 Pro、iPhone 14 Proより35%も省電力に

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台湾の半導体メーカーTSMCが、3nmプロセスのチップの量産を開始したことをBloombergが報じています。この3nmプロセスのチップは、これまでの5nmプロセスのチップと比べて35%省電力であるといいます。

2023年の秋に登場するiPhone 15 Proに搭載される「A17チップ」や新型MacBook Proに搭載される予定の「M2 Pro / M2 Maxチップ」などが、この3nmプロセスのチップにあたります。

iPhoneで比較した場合、A17チップが搭載されるiPhone 15 Proは、A16チップが搭載されているiPhone 14 Proよりも35%省電力になるということになります。メインのSoCが省電力になると、同じパフォーマンスで動作している時でも発熱が軽減されたりバッテリー駆動時間が大幅に延長されるというメリットが生まれるので、スマートフォンにとってはかなり重要なポイントです。

(参考)iPhone 14のバッテリー駆動時間

  • iPhone 14 Pro:ストリーミングビデオ再生(最大20時間)
  • iPhone 14 Pro Max:ストリーミングビデオ再生(最大25時間)

iPhone 14シリーズには、チップの進化もほとんど無く大きな変化はみられず、Dynamic Islandが少し目新しかったくらいでした。2023年モデルのiPhone 15 Proでは、筐体の刷新、チップが5nmプロセス→3nmプロセスへと進化、ポートがLightning→USB-Cへ移行するなど目新しい部分が多く、買い替え需要も含めて人気モデルとなりそうです。

iPhone 15 Plusはどうなる?

ちなみに、通常モデルのiPhone 15については、一世代遅れて「A16チップ」が搭載されると予想されています。とにかく不評だったiPhone 14 Plusについては、後継モデルが発売されない可能性もありますが、後継モデルとしてiPhone 15 Plusが登場する可能性もあるとみられています。(どっちやねん)

iPhone 15 Plusが登場することになったとしても、現在の価格よりも値下げして発売することでトレンド転換を図ってくるだろうとの予想もあります。

着実に進化していっているiPhone 15 Proと比べると、なんだか涙ぐましい小手先の努力って感じですが、通常モデルもDynamic IslandとUSB-Cポート搭載でそれなりに変化はあるので、価格次第では普通に売れるようになる・・・かな?

日本人からすると、やはりminiの復活を願いたいですけど。

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