App Storeの価格設定がより詳細に、アプリ・課金価格が50円から10円刻みで設定可能に

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Appleが、アプリ開発者に対してApp Storeの価格設定ツールをアップグレードしたことを発表しています。

この新しい価格設定ツールでは、900もの豊富なプライスポイントから価格を設定することができるようになっており、日本円では50円〜2,000円まで10円刻みで設定可能。2,000円〜15,000円までは100円刻み、400円〜49,800円までは500円刻みといった具合に詳細な価格設定を行うことができます。

今回のアップデートは45の通貨に対して行われており、海外の価格も外国為替と税金の変動に応じて柔軟に変更できるようになるということで、今年の外国為替市場の影響が、今回の価格設定のアップグレードに繋がっていることがうかがえます。

 

今回のアップデートをユーザー目線でみると、より細かな価格設定のアプリが今後登場することになります。

アプリや課金の価格のほとんどを占める2,000円までの価格帯では、10円刻みで価格設定ができるので、これまで目にしたことがないような価格のアプリも登場することになるでしょう。

ちなみに、日本のApp Storeにおける価格設定の最高額は160万円となっています。果たしてそんな価格のアプリが登場するのか?と疑問に思いますが、App Storeができた頃、ウケ狙いでめちゃくちゃ高いアプリを出したやつがいました。物好きな富裕層がネタに購入してくれるのを期待したものですが、世界経済が崩壊気味の今、そんな事をしても誰も購入してくれないでしょうね。ああいうのは株や仮想通貨のバブルの時に出してこそでしょう。

今回のアップグレードは、まず自動更新可能なサブスクリプションを提供するアプリに対して行われ、2023年春頃からは全てのアプリでも利用できるようになります。

Apple製品の価格設定を行うAppleレートも、これと同様に10円刻みで柔軟に変更されませんかね?

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