Appleより、M2チップまたはM2 Proチップを搭載した新型Mac miniと、M2 ProまたはM2 Maxチップを搭載した14インチMacBook Proと16インチMacBook Proが発表されました。
3月頃に登場が予想されていましたが、先日、一部リークで「Appleニュースルームで何らかの発表があるらしい」というツイートとラップトップのアイコンから大体予想がついていた発表となりました。
価格は、M2チップ搭載Mac miniが84,800円 / 112,800円(税込)。M2 Proチップ搭載Mac miniが184,800円(税込)。14インチと16インチMacBook Proが288,800円(税込)から。
それぞれ2月3日発売です。
M2チップ搭載Mac mini
M1 Mac miniの後継モデルとなります。
事前の情報では、筐体が新設計されるというのが注目ポイントの1つになっていましたが、蓋を開けてみると全く同じ筐体で内部アップデートに落ち着いています。
価格は84,800円からと相変わらずリーズナブル。
ただし、16GB RAMに変更すると+28,000円でそれなりの価格となります。
- M2 / 8GB RAM / 256GB:84,800円
- M2 / 16GB RAM / 256GB:112,800円
- M2 / 8GB RAM / 512GB:112,800円
- M2 / 16GB RAM / 512GB:140,800円
M2 Proチップ搭載Mac mini
2023年モデルのMac miniには、M2 Proチップ搭載の上位グレードが用意されています。M2 ProチップはM2チップよりもCPUコアが2つ、GPUコアが6つ、メモリ帯域幅が100GB/s多くなりよりパワフルです。
16GB RAM / 512GBという同条件で、M2との価格差は44,000円。
- M2 Pro / 16GB RAM / 512GB:184,800円
- M2 Pro / 32GB RAM / 512GB:240,800円
また、M2 Proチップ搭載モデルは拡張性も高くなっています。
(上:M2 Mac mini, 下:M2 Pro Mac mini)
M2 Proチップ搭載モデルはThunderbolt 4ポートが4つあり、最大3台のディスプレイを接続することができます。
最大消費電力はM2チップ搭載モデルが150W、M2 Proチップ搭載モデルが185W。
SoC以外でM1 Mac miniからのアップデートされたポイントは、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、ハイインピーダンスヘッドフォンに高度に対応する3.5mmヘッドフォンジャックなど。筐体はそのままで内部がパワーアップしていて、順当なアップデートという印象を受けますね。
M2 ProおよびM2 Max搭載のMacBook Pro
MacBookシリーズのハイエンドモデルとなる14インチと16インチのMacBook Proは、M1 Pro / M1 MaxからM2 Pro / M2 Maxにアップデートされました。
Mac miniと比べて新型が登場するまでのライフサイクルがかなり短く感じますが、M1 Pro / M1 Maxモデルが登場したのは2021年10月18日なので、1年4ヶ月で新型モデルが登場しているということで、Macとしてはライフサイクルが短い方になります。
筐体やディスプレイは2021年モデルと同じ。
重さもほとんど同じですが、バッテリー駆動時間は1時間伸びています。
チップのコア数は、CPUが最大10コア→12コア、GPUが最大32コア→38コアとさほど性能差は感じさせません。GPUコアは6つ増えているので、グラフィック処理能力は40%アップというところ。
搭載できるRAMは最大64GB→96GBへと大幅に増えています。
気になる価格ですが、14インチが288,800円から。16インチが348,800円から。
最大構成で注文した場合の価格は、以下のようになります。
- 14インチ / M2 Max / 96GB RAM / 8TB SSD:896,800円
- 16インチ / M2 Max / 96GB RAM / 8TB SSD:918,800円
すご・・・
- Source Apple (日本)