AppleシリコンiMacとして登場が噂されている32インチiMac。
5月後半に発売される24インチiMacは、M1チップを搭載するエントリーモデルとなりましたが、32インチiMacは、M1X(またはM2チップ)を搭載するハイエンドモデルとしての登場が期待されています。
AppleシリコンMacが発表されたのは、2020年6月のWWDC 20。
イベント内で試作モデルのMac miniがお披露目され、アプリケーションのデモンストレーションなどが行われました。
あれから1年が経ち、新しいAppleシリコンとしてM1X(またはM2チップ)を搭載するモデルが、6月に開催されるWWDC 21で発表されると予想する人も少なくありません。
6月に開催されるWWDC 21で発表されると有力視されているのが、Appleシリコン専用設計となった新型の14インチ / 16インチMacBook Proです。
新設計となる筐体にM1チップのコア数を1.5倍増やしたM1Xチップを搭載し、ディスプレイはミニLED液晶、Thunderboltポートに加えて、microSDカードスロットやHDMI端子などの拡張ポートも復活するというハイエンドモデル。
M1Xチップの登場時期は、2021年の第2四半期と予定されているので、時期的にはWWDC 21での発表がピッタリ当てはまります。
そしてこのM1Xチップは、32インチiMacにも搭載されると言われています。
ただ、全く同じM1Xチップではなく、32インチiMac向けにはコア数をさらに増やしたバージョンが採用されるという話。
- M1チップ:8コアCPU / 8コアGPU
- M1Xチップ:12コアCPU / 12コアGPU
- M1Xチップ(iMac向け):16コアCPU / 16コアGPU
32インチiMacは、Intel版の27インチiMacの後継モデルとして登場するAppleシリコンiMacで、登場時期は2021年の秋以降になると予想されていますが、半導体の不足の影響で、発表から少し経ってからの発売になるかもしれません。
それにしても、AppleシリコンMacとしてM1 Macが市販されてから、まだ半年ちょっとしか経っていないのに、いきなりコア数が1.5倍〜2倍に増えたモデルが登場するなんて、進化のスピードが早すぎてついていけなくなりそう。
- Source Macworld UK