6月に発売された15インチ MacBook Airには、ワイヤレスモジュールとしてBluetooth 5.3が搭載されています。
一方の13インチMacBook Airは、米国で値下げ販売されただけで2022年モデルからアップデートはされていないと言われていましたが、Appleの公式サイトによると、13インチMacBook AirもBluetooth 5.3に対応していることが判明しています。
M2チップ搭載モデルとして、2022年6月に登場した13インチMacBook AirはBluetooth 5.0に対応していましたが、2023年モデルの15インチMacBook Airの発売にあわせて、Bluetoothモジュールがサイレントアップデートされたとみられます。
- (2022年6月)13インチ M2 MacBook Air:Bluetooth 5.0
- (2023年6月)15インチ M2 MacBook Air:Bluetooth 5.3
- (2023年6月)13インチ M2 MacBook Air:Bluetooth 5.3
すでに多くのMacはBluetooth 5.3に対応していて、現行モデルでBluetooth 5.0のままなのは、2020年モデルのM1 MacBook Airと13インチMacBook Proのみとなります。
Bluetooth 5.0と5.3でどう変わるのか?
Bluetooth 5.3は、Bluetooth 5.0をベースにアップデートしたもので2021年7月に発表されました。
スループットと信頼性の向上、切替時間の短縮などのユーザーエクスペリエンスに関するアップデートとなっていて、飛躍的に通信速度が向上するとかそういった類いのアップデートではありません。
というわけで、13インチ M2 MacBook AirのBluetoothが5.0から5.3に変わったといっても、まず変化は感じられないでしょう。それでも気分的には最新バージョンの方が良いということで、これから13インチ M2 MacBook Airを購入するなら、2023年6月以降に出荷された製品を購入するといいでしょう。
ただ、M2チップ搭載モデルは、年内または年明けにもM3チップ搭載モデルとしてアップデートされる予定なので、購入するタイミングとしてはやや難しいところがありますね。
- Via Reddit