今年の10月に、新しいM3チップ搭載Macが登場するとみられています。
これについての新情報を伝えるBloombergの記事によると、M3チップを搭載する初めてのMacとしてはiMac、13インチMacBook Air、13インチMacBook Proになるとのこと。iPadについては、有機ELディスプレイを搭載するM3 iPad Proが来年に登場予定ということです。また、スペックを向上させたiPad Airも開発中ということで、こちらは順番でいけばM2チップ搭載モデルとなりますが、登場時期によってはM3チップ搭載の可能性もあります。
10月に登場が予想されるMac
- M3チップ搭載iMac
- M3チップ搭載MacBook Air
- M3チップ搭載Macbook Pro
MacBook Airについては15インチが6月に発売されたばかりなので、10月にM3チップを搭載するとは考えにくく、13インチモデルのアップデートになりそう。iMacについては2021年以来のニューモデルとなりますが、M3チップはエントリーモデル向けのチップになるので、現行の24インチiMacのアップデート版となることが予想されます。筐体の刷新やディスプレイのサイズについては言及されていません。
開発中のiPad
- M3チップ搭載iPad Pro(有機ELディスプレイも搭載するため来年に登場予定)
- iPad Airのアップデート版
M3チップは、5nmプロセスのM1チップやM2チップからシュリンクされた3nmプロセスで設計されるため、より省電力で低発熱(同じコア数なら)になることが期待されています。エントリーモデル向けなので、パワーについてはそこまで重視されていないでしょうが、コア数が1つ2つほど増えるなら性能もアップしますね。
- Source Bloomberg