iPhone 15でUWBチップが刷新、iPhone 16では最新のWi-Fi 7に対応か

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Iphone15 uwb upgrade

iPhone 15ではU2チップ搭載か?

2023年モデルのiPhone 15では、UWBの仕様がアップグレードされる可能性が高いとみられています。製造プロセスが16nmのApple U1チップから、7nmのApple U2チップに移行し、さらなるパフォーマンスの向上や消費電力の低減に期待ができます。

UWB(ウルトラワイドバンド)とは

  • 低消費電力で高速データ通信、正確な位置情報の測定ができる
  • iPhone 11以降のモデルにはApple U1チップとして搭載されている
  • AirTagの場所を特定する時やAirDropでファイルを送受信する時に使う

Wi-Fi 7とは

  • Wi-Fi 6と比較して、最大データ転送速度が約4.8倍高速
  • 帯域幅はWi-Fi 6の2倍になり、より多くのトラフィックを処理できる
  • Wi-Fi 6などの以前のWi-Fi規格と下位互換性がある

iPhone 16はWi-Fi 7に対応する可能性

2024年モデルのiPhone 16では、Wi-Fi 7にアップグレードされる可能性が高いとされています。2024年に策定されるWi-Fi 7を2024年モデルに搭載するというのは、Apple製品としてはちょっとスピード感があるなと感じますが、これはMRヘッドセットのVision Proに合わせてWi-Fi 7への移行が進むと予想されているからです。同様に、Apple U1チップもVision Pro絡みでアップグレードされると考えられます。

Wi-Fi 7には前述のメリットや特性がありますが、iPhone単体で使う場合はWi-Fi 7対応のWi-Fiルーターが安価に普及してからでないと、恩恵を感じるシーンはさほどないでしょう。

アナリストのMing-Chi Kuoさんのレポートによると、iPhoneのUWBアップグレードとWi-Fi 7へのアップグレードは、サプライチェーンにも恩恵があり、これらのパーツを生産する主要サプライヤーの台湾TXC Corp.は利益がアップすることになると予想されています。

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