2024年の秋に登場するiPhone 16は、4モデル全てにA18チップが搭載される可能性が噂されています。
この噂は、iOS 18の初期開発バージョンのコード解析から明らかになったものです。モデル識別子は4種類あり、全てにTahitiというコードネームのSoC(開発中のA18チップ)が搭載されていることから、iPhone 16ファミリーでは、全モデルがA18チップ搭載になることが推測されています。
2023年モデルのiPhone 15ファミリーでは、ハイエンドモデルにはA17 Proチップが、通常モデルにはA16チップが搭載され、製品グレードによる区分けが明確に行われましたが、同じ世代のモデルにA17とA16という型番の異なるSoCが搭載されることでやや混乱するという一面もありました。
iPhone 16ではA18チップに統一されることになれば、ユーザーにとっては分かりやすくなります。さらに、iOSのバージョンも18で統一されるので、より分かりやすくなります。
A18チップは、通常モデルとハイエンドモデルで全く同じスペックのSoCになるとは考えにくく、何らかのグレードの違いは必ずあるとみられます。通常モデルはA18チップ、ハイエンドモデルはA18 Proチップという具合に。
調査会社TrendForceのレポートによると、2024年第1四半期にスマートフォン向けのRAMとNANDフラッシュメモリの価格が18〜23%ほど高騰すると予測。パニック買いが発生した場合は、その後もさらに価格が上昇する可能性があるということで、iPhone 16の価格にも影響を及ぼす懸念があります。
- iPhone 16は4モデル全てにA18チップを搭載
- A18チップは3nmプロセス
- グレードによって性能が違う可能性
- SoCとiOSのバージョンが18で統一される
- スマホ向けのRAMとフラッシュメモリの価格が上昇傾向にある
- Source MacRumors
- Source TrendForce