今年の秋に登場するiPhone 16とiPhone 16 Plusモデルには、8GB RAMが搭載されるようです。これは、テクノロジーアナリストのJeff Puさんによる情報として伝えられているもので、通常モデル向けの「A18チップ」には8GB RAMが内蔵されるということになります。
8GB RAMというメモリ容量はiPhone 15 Proと同じであり、通常モデルのiPhoneとしては過去最大。複数のアプリやゲームを立ち上げた状態で使うマルチタスク時のパフォ ーマンスの向上に役立ちます。
- iPhone 16:8GB RAM
- iPhone 16 Plus:8GB RAM
- iPhone 15:6GB RAM
- iPhone 15 Plus:6GB RAM
iPhone 15には「A16チップ(4nmプロセス)」が搭載されていますが、iPhone 16では「A18チップ(3nmプロセス)」が搭載されます。これは、現行のハイエンドモデルであるiPhone 15 Proと同じ3nmプロセスのSoCであり、通常モデルとしては初めて3nmプロセスのSoCが搭載されることになります。
RAMが2GB増えていることと併せて、iPhone 16シリーズでは通常モデルのパフォーマンス向上に期待ができそうです。また、iPhone 16とiPhone 16 PlusでもWi-Fi 6Eがサポートされると述べられています。
Wi-Fi 6Eでは、6GHzの周波数帯域が使用できるので、2.4GHzや5GHzと比べて信号干渉を受けにくいという特徴があります。例えば、Wi-Fiにとっての最大の天敵である「電子レンジ」の干渉をさらに受けにくくなり、快適なWi-Fi通信が行なえるようになります。
- A18チップは3nmプロセスで8GB RAMを搭載
- iPhone 16はパフォーマンス向上に期待ができる
- Wi-Fi 6Eをサポートで、電波干渉に強くなる
- Source MacRumors