iPhoneやiPadで不適切なコンテンツをフィルタリングする設定を試してみる

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iPhoneやiPadで不適切なコンテンツを表示させないようにするには、どうするのがベストなんでしょうか?

ペアレンタルコントロールの分野は当事者にならないと使う機会が全くないため、これまで使ったことがありませんでしたが、ちょっと設定をチェックしてみました。

まずは、「センシティブな内容の警告」という設定をオンにしてみましょう。この設定は、プライバシーとセキュリティにあります。

内容は、ヌード写真やビデオが閲覧される前に検出して、安全な選択ができるガイダンスが表示されるというもので、該当する写真やビデオにはぼかしが入ると記載されています。

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対応しているアプリはAirDropやメッセージなど、ごく一部のみ。

AirDropに対応しているのでそれなりに利用価値はありそうですが、AirDropでそれっぽいビデオを送信してテストしてみたところ、なんの問題もなく保存されて再生できてしまいました。複数回試して、全て素通りなので、この設定は全く意味をなしていません。

AIの判定が微妙なのか?

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ペアレンタルコントロールとしては、スクリーンタイムでアプリの使用時間を制限するのも効果的です。

使用時間の制限はアプリ別に設定することもできますし、全てのアプリを一括して制限することもできます。

YouTubeをずーっと観てしまうようなキッズには、この方法で無理やり視聴を制限するか、あえてバッテリーを減らした状態にしておいて電源シャットダウンで終わらせるなどの創意工夫が有効です。

有害コンテンツに触れないためにYouTubeキッズを使わせるとか、通常のYouTubeを観たがるキッズには専用アカウントを作成して年齢制限を行い、さらに有害チャンネルを非表示に設定しまくるなどのフィルタリングと併用しましょう。

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スクリーンタイムでは、コンテンツとプライバシーの制限から有害Webサイトを表示させないようにできます。

スクリーンタイム > コンテンツとプライバシーの制限 > コンテンツ制限

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成人向けWebサイトを制限にしてチェックしてみました。

すると・・・普通に表示できました。
だめだこりゃ。

仕方ないので許可されたWebサイトに設定すると、リストアップされているサイト以外はすべてブロックされました。

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この制限は、サードパーティのブラウザでも反映されます。

許可されたWebサイトは、デフォだとYouTubeキッズやNHK for School、学研キッズネットなどがリストアップされています。

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自由にURLを追加することもできます。

未就学児や低学年のキッズでコンテンツをガチガチに制限したいのであれば、こちらの設定で許可されたWebサイトのみ表示させるのが有効ですね。

今回のテストでは「センシティブな内容の警告」に意味はあるのかって感じでしたが、すべての設定をやっておくに越したことはありません。特に、スクリーンタイムの設定を固めておくと、キッズにも安心して使ってもらえると思います。

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