BloombergのMarkGurmanニュースレターによると、Appleは3月末頃に新型デバイスとしてM2チップ搭載iPad Air、M3チップ搭載iPad Pro、M3チップ搭載MacBook Airを発売する予定です。
iPadシリーズは2023年に全くアップデートされなかったので、2024年は全てのモデルでアップデートが実施されると言われています。その中でも、注目となるのがM3チップと有機ELディスプレイを搭載するiPad Proです。有機ELディスプレイの搭載により販売価格はさにらに上昇すると予想されていますが、ハイエンドのiPadとして注目のモデルとなります。
3月末に登場する3つのAppleデバイス、それぞれの特長は以下の通りです。
有機EL iPad Pro(11インチ / 13インチ)
- iPadとしては初めて有機ELディスプレイを採用し、明るさ、色彩、コントラスト比が向上。
- M3チップを搭載。
- MagSafeワイヤレス充電に対応。
- フロントカメラが横に配置され、横向き状態でFace IDが使えるようになる。
- 再設計されたMagic Keyboardが周辺機器として追加。アルミニウム製になりトラックパッドが大きくなる。
- 新型のApple Pencil 3も周辺機器として登場。
- 有機ELディスプレイの搭載やMagSafeへの対応などで、販売価格が現行モデルより高くなる可能性。
iPad Air 6(10.9インチ / 12.9インチ)
- 10.9インチモデルに加えて、12.9インチモデルが新たに登場。
- M2チップを搭載し、背面カメラバンプが再設計される。
- Wi-Fi 6EとBluetooth 5.3に対応。
- 外装デザインに大きな変更なし。
M3 MacBook Air(13インチ / 15インチ)
- M3チップを搭載。
- 筐体デザインは大きく変わらない。
- Wi-Fi 6Eに対応する。
MacBook Airについては、15インチMacBook Airが2023年6月に発売されたばかりですが、13インチと同時にアップデートされます。
登場するのが3月末ということで、円安状態のまま新製品が登場することになります。よって、日本での販売価格が現行モデルよりも安くなることは期待できないでしょう。また、3月末にM3チップ搭載MacBook Airが登場することで、2世代前となるM1 MacBook Airの販売が終了することが予想されます。
MacBook Airに関しては、新型モデルよりこっちの影響の方が大きいかも。
- Source MacRumors