iPhoneやiPadに生成AIを実装できるMicrosoft CopilotのiOSアプリ

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Microsoft copilot ios AI 5

MicrosoftのAIアシスタント「Copilot(コパイロット)」がiOSアプリとして提供されています。

生成AIに力を入れているMicrosoftからはBing AIとMicrosoft EdgeといったiOSアプリとして提供されていますが、CopilotはシンプルにAIアシスタントの機能だけを切り離したアプリとなっています。

できることは、OpenAIのGPTベースのチャット形式の生成AI機能とDALL-E 3によるAI イメージの作成で、Microsoft Edgeに実装されているCopilotと全く同じです。

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GPT-4を使用する」をONにすると、無料でもGPT-4が使えるというのが最大のメリットでしょう。

有料プランと比べて処理速度は遅くなりますが、十分実用範囲内です。

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スマホアプリならではの機能として、カメラを使った画像の取り込みがあります。

カメラで撮影したオブジェクトに対して何らかの生成を求めることができるので、使い方によっては便利かもしれませんが、思い浮かべる満足のいく解答が返ってくるかどうかは未知数です。

その他には、マイクを使った音声入力もできます。

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メニューからはCopilot、Designer、Vacation planner、Cooking assistant、Fitness trainerを切り替えることができます。画像生成ならDesigner、旅行プランの提案ならVacation planner、料理レシピなどの提案はCooking assistantと行った具合に切り替えるといいよというわけです。

Copilotに対して「ねこ かわいい 背景は草原 画像生成」といった注文を出せば自動的にDesignerの機能になりますが、そういった作法がよく分からない内はこの機能を使うといいでしょう。

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Copilotの画像生成機能はBing AIの頃から格段に進化していて、どういった画像にしたいかを指定するプロンプトも文章として入力するだけで認識してくれますし、クオリティも高く生成までの時間もかなり短縮されているで、実用性はめちゃくちゃ高くなりました。

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生成した画像はダウンロードしたり共有することができます。

生成した画像をネット公開する際には著作権が気になりますが、copilotで生成した画像の著作権については、Microsoftは著作権を主張しないことを明らかにしており、生成したユーザーの著作物となります。また、テキストプロンプトだけで生成した画像であれば、著作権侵害で訴えられた場合においても、Microsoftが法的リスクに対して責任を負うと明記されています。

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