今年後半から来年2025年の前半にかけて登場するMacには、AI機能とメモリ性能が向上したApple M4チップが搭載されるようです。
Apple関係者からの情報として伝えるBloombergの記事によると、M4チップには3つのグレードがあり(ProやMaxなど)、ローエンドモデルからハイエンドモデルまで全てのMacに搭載予定といい、具体的なモデルとして以下のモデルがリストアップされています。
M4チップ搭載Mac(2024年後半〜2025年前半に登場)
- iMac
- 14インチMacBook Pro
- MacBook Air
- Mac mini(ローエンドとハイエンド)
- 14インチと16インチMacBook Pro(ハイエンドモデル)
- Mac Pro
M3チップ搭載のMacが登場してから半年も経っていませんが、(非公式ではありますが)M4チップの情報を先出しにしてきた理由として、APPLの株価を意識しているように見えます。
AI導入への遅れを指摘されてからというもの、APPLの株価は下降トレンド入りしています。WWDC 24でのAI機能の発表まではまだ2ヶ月近くあるため、とりあえず情報を先出しにしてきたのかなという感じがしますね。
6月に開催されるWWDC 24でAppleが発表する予定のAI機能の最大の特徴は、サーバーで処理せずに搭載されているチップで処理するという部分です。そのため、より処理能力の高い、AIに特化したチップの搭載が今後必要になります。
AI機能がどんなものになるのかはまだ不明ですが、過渡期に登場したM3チップ搭載Macは短命に終わるかもしれません。
- Source Bloomberg