(image: @MajinBuOfficial)
秋に登場するiPhone 16シリーズでは、バッテリーパックに改良が加えられており、発熱への対策が施されている可能性があるとして期待が高まっています。
リークされたiPhone 16用のバッテリーパックの写真を見ると、金属のケースに覆われており、従来のiPhoneのバッテリーパックとは印象がかなり変わっていることがわかります。
金属のケースはヒートシンクの役割を果たすことから、放熱に役立ちます。バッテリーの熱は、この金属ケースから本体のバックプレートやフレームを通じて外部に放出される構造になっていれば、iPhone 15と比べて、熱暴走やバッテリーの劣化を抑える働きがあると考えられます。
バッテリーパックの容量は3,597 mAh。 iPhone 15のバッテリー(3,367 mAh)よりも230 mAh多くなっています。
AirPodsのイヤホン1個分のバッテリー容量がアップしていると考えると、iPhone 16のバッテリー寿命はさらに延長されることが予想されます。
iPhone 16 Battery pic.twitter.com/q6zYOqqUrk
— Majin Bu (@MajinBuOfficial) June 7, 2024
金属ケースに覆われることでバッテリーパックの製造コストはやや上がりますが、その結果、製品寿命が延びるならiPhoneユーザーにとってはメリットとなりそう。
また、バッテリーパックといえば、経年劣化によるガス溜まりによりプクーっと膨らんでくる症状があります。英語圏のネット上ではスパイシーピロー(spicy pillow) と呼ばれている状態ですが、金属のケースによって、その状態がどれだけ緩和されるかにも注目です。