GoPro HERO 13は過去モデルとバッテリーの互換性が無くなったので

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GoProのアクションカメラHERO 13 Blackが正式発表されたので、旧モデルからの買い替えを行うためにスペックなどを一通りチェックすると「可もなく不可もなし」な印象を受けましたが、それはHERO 11やHERO 12の時も同じだったのでまあいいとして、ちょっと解せない部分がありました。

それはバッテリーパックの互換性が失われたことです。

失われたバッテリーパックの互換性

これまでのバッテリーパックは、大幅なモデルチェンジが行われたHERO 9以降、共通の規格が採用されていたので、新型モデルのカメラを購入した時でも、これまで使っていたバッテリーパックを使い回すことができました。つまり、過去の遺産を活用できるメリットがあったわけですが、今回のHERO 13 Blackでは、とうとうそのメリットが無くなってしまいました。

Endurobattery gopro

現在、GoPro公式ストアで取り扱いのあるバッテリーパックは、「Enduroバッテリー」と「HERO 13用 Enduroバッテリー」の2種類あります。

Enduroバッテリー

  • 容量:1720mAh
  • 対応:HERO 9〜12まで
  • 価格:4,000円

HERO 13用 Enduroバッテリー

  • 容量:1900mAh
  • 対応:HERO 13のみ
  • 価格:5,200円

HERO 13ではバッテリー容量が180mAh アップしていますが、価格も1,200円アップ。さらにバッテリーの形状が変更されているので、HERO 13とそれ以前のモデルとでバッテリーを使い回すことは不可能です。

バッテリーの規格変更はGoProの潮目

これにより、バッテリーパックや充電器の買い替えが必要になってきます。さらに複数台のHEROを使っているユーザーは、HERO 13用とそれ以外のバッテリーを持ち運ぶ手間がかかるなど、ユーザーの負担がいろいろ増えるなぁ・・・ というのが印象として強いです。

リーズナブルな価格設定のDJI Action、AI補正で暗所撮影にも強めなInsta 360のAce Proといった強力なライバルが存在している現在のアクションカメラ界隈において、バッテリーパックの規格をいきなり変更して互換性を断ち切ることは、GoPro HEROにとってはある種の潮目となる可能性もあります。複数台持ちがGoPro HEROで揃えるメリットが無くなるわけですから。

「この機会に、過去のGoPro機材を全部手放して、DJIかInsta 360のアクションカメラに移行してやるぜ!」というユーザーも一部では出てくるでしょう。

それでもGoProを買い替える理由

自分は、GoProサブスクが10月に切れるので、最後のサブスク特典としてHERO 13を割引価格で購入して、旧モデルはヤフオクなどで売却すれば、だいたい1万円くらいの出費でHERO 13に更新できるかなという感じで注文しました。

Endurobattery gopro 2

このように、機能面では12からほとんど変わっていないので、リセールバリューとバッテリーパックのリフレッシュが主な購入動機になりますけど。自分と同じような購入動機のユーザーは、かなり多いんじゃないでしょうか。

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