「ややこしいことはご免だ」という人向きのソフト「Spanning Sync」
Gmailアカウントを入力して設定しておけば、一定時間ごとにiCalとGoogleカレンダーを同期することができます。カレンダー別に同期できるのと、Googleカレンダーの.icsを照会するのとは違いiCalからも書き込めるのがポイント。
ただし、1年間25ドル、永久65ドル(15日間トライアル可能)の有料ソフトです。
[ Spanning Sync - Sync iCal and Google Calendar ]
「ほんのちょっとなら手間をかけてもいいよ」という人なら、タダでやる方法があります。
それは、Plaxoというサービスをハブにして同期する方法です。有料サービスもありますが、カレンダーを同期するだけなら無料のBasicで十分でしょう。
図にすると下のような感じ。(余計わかりにくい?)
- Googleカレンダー = Plaxo = iCal > iPod
- iPod touch(Nemus Sync) = Googleカレンダー = Plaxo = iCal
ユーザー登録してログインしたら、カレンダーの下にある「同期ポイントの追加」をクリック。同期ウィザードからGoogleカレンダーの同期設定とMac用ユーティリティーのインストールを行います。
カレンダーの他にアドレスブックの同期もできますが、個人情報やアドレスを送信したくない人はあらかじめ「同期しない」設定にしておかないと、勝手にアドレスブックに登録してある住所や電話番号がサーバーにアップロードされてしまいます。Plaxoのプロフィールなどにも掲載されてしまうので注意が必要です。
GoogleカレンダーとiCalを同期するという目的のみでの使用であれば、アドレスブックの同期を無効にして、サイトのプライバシー設定も非公開にしておいた方が良いでしょう。
同期設定はカレンダー毎となっています。現時点では、Googleアカウント1つにつき、1つのカレンダーしか同期設定ができません。なので、iCalで複数のカレンダーを同期したい場合は、その都度新しいGoogleアカウントが必要になります。
一つのアカウントだけで沢山のカレンダーがすでにあるという人はSpanning Sync、それ以外の人はPlaxoが良さそうですね。
参考サイト