Pangu Teamによる、最新バージョンの「iOS 10.3.1」をJailbreakする実演デモ。
これは、4月25日に上海のMercedes-Benz Arenaで開催されたモバイルセキュリティイベントJanusで実演されたものです。実演デモでは、「iPhone 7」上で動作する「iOS 10.3.1」をJailbreakしてCydiaを起動しています。
Pangu Teamによる、最新バージョンの「iOS 10.3.1」をJailbreakする実演デモ。
これは、4月25日に上海のMercedes-Benz Arenaで開催されたモバイルセキュリティイベントJanusで実演されたものです。実演デモでは、「iPhone 7」上で動作する「iOS 10.3.1」をJailbreakしてCydiaを起動しています。
iOS 9.3.5を適用した「iPhone 5s」を、iOS 9.3.2にダウングレードするデモ動画が公開されました。
iOS 9.3.2とiOS 9.3.3は先月署名が停止されており、普通にやったのではダウングレードすることができませんが、このデモ動画を公開したiOSハッカーによると、iOS 9.3.2のAPTicket(SHSH)を保存していた場合、かつ特定の「iPhone 5s」でのみダウングレードが可能になるといいます。
現状では紐付きJailbreakとなっている、Panguを使った「iOS 9.3.3」のJailbreakですが、これについてPanguTeamが言及しました。
先日より、海外のコミュニティサイトRedditで公式アカウントを作成して、ユーザーと活発なやりとりを行うようになったPanguTeam。これまでに、32bitデバイスのサポートは行わないという姿勢を示しましたが、今回新しく“iOS 9.3.3で紐無しJailbreak(デバイスを再起動しても何もする必要が無い完全なJailbreak)をリリースする予定は無い”とユーザーにはっきり伝えています。
今回は、英語版のPanguを使ってiOS 9.3.3をJailbreakする方法をご紹介します。
PPHelperを強制インストールする必要があった中国語版とは違い、英語版はipaファイルで提供されているので、Cydia Impactorというツールを使用してiOSデバイスに転送、ホーム画面からPanguを起動してJailbreakするという手順になっています。
Cydia ImpactorはWindowsでもMacでも使えますが、ipaファイルを転送するにはApple IDが必要になります。また、紐付きのJailbreakとなっているので再起動する度にPanguを起動しなければなりません。
先行リリースされた中国語版の「Pangu for iOS 9.3.3」を使用した複数のユーザーから、不正アクセスの被害にあったという報告があがっています。
不正アクセスが確認されたのは、FacebookやPayPalなどのアカウント、そしてクレジットやデビットなどの決済に関わるアカウントなどで、不正アクセスのほとんどが台湾、ベトナム、中国のプロキシを介してアクセスしてきているとのこと。