マイボイスコムが、リアル店舗でのお買い物時の支払い方法に関するアンケート調査を行いその結果を公表しています。
2015年7月に続いて2回目の調査で、2017年3月1日〜5日に実施、回答者数は11,189名。回答者の年齢層は50代以上が52%、40代が28%、30代が14%、20代が5%、10代が0%となっていて、かなり中高年寄りの動向になっています。
その為でしょうか、2015年の結果と比較すると、電子マネーの支払いがやや減少しています。電子決済自体は伸びているはずなので、良く分からん結果ですね。
インターネットのアンケート調査に回答するとポイントが貰える某サービスを利用した調査だと思われるので、調査結果の信憑性はそれなりというのもありますが。
1年間で利用した支払い方法
直近1年間にお店での支払いに使用した決済方法。(プライベートでの支払いのみ、複数回答可)
- 現金:98.8%
- クレジットカード:72.4%
- 電子マネー(カード型):43.9%
- 電子マネー(モバイル型):9.4%
- デビットカード:3.3%
電子マネー(カード型)というのは「LINE Pay」など。
電子マネー(モバイル型)というのは「Apple Pay」などのスマホをかざして使うタイプのことです。
「Apple Pay」などのモバイル型電子マネーを最も良く利用しているのは、30代〜40代の男性。
「LINE Pay」などのカード型電子マネーやクレジットカードは、10代〜20代の利用者がかなり少ないようです。
スマホ世代は、カードよりもスマホで電子決済しているのでしょうか。
回答者のコメント
現金以外での支払いに抵抗があると回答した人
- 慣れていないのでカードなどを使えるお店かどうかが不安。結局、現金を持ち歩く事になる。(女性32歳)
- カードはいくら使ったか目に見えないし、なくした時のことを考えると怖い。(女性29歳)
- 現金のような【使った感覚】があまりしないので、慣れると危険な感じがする。(男性47歳)
抵抗がないと回答した人
- 支払いをカードでする事で得るポイントのお得感に慣れてきたから。(男性43歳)
- カードのほうが短時間で支払いが済むので、店の人や他の顧客に迷惑をかけない。(女性63歳)
- チャージ式なので現金とほぼ同じ。流出する情報はない。(女性36歳)
どちらも納得の理由。
チャージ式の電子マネーなら金額以上の買い物は出来ないので破産しない、ポイントが付く、決済が早い!けど、使った感覚があまりないというのは確かにありますね。
利用できる店舗が増えてくると自ずと電子決済の利用者も増えるはずですが、お店側が負担する手数料を考えると、現金の方が有り難がられたりして。
- Source 支払い方法に関する調査(第2回)
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