Appleのスマートスピーカー「HomePod」が、2018年に発売延期。
「HomePod」は、Siriを搭載して音声操作が行えるスマートスピーカー。スペックはA8チップに1GB RAMを搭載しており「iPhone 6 Plus」と同等の処理能力とされています。高さは約18cmで、トイレットペーパーっぽいデザインが印象的。価格は349ドルと、他社のスマートスピーカーと比べてやや高価なハイエンド機種となります。
「HomePod」は今年の12月に、米国や英国、オーストラリアで先行発売される予定でしたが、2018年初頭へと発売が延期されました。
「HomePod」を製造しているのは、台湾のインベンテック(Inventec / 英業達)1社のみ。12月の出荷数は50万台になると見積もられていましたが、生産に遅れが生じているとみられます。
2018年にはFoxconnでも生産が開始されることになっているので、2018年になり、生産がある程度安定してから出荷されるのかもしれません。
日本国内での販売については、発表時より2018年内に発売予定とされているので、今回の発売延期の影響は受けないと思われます。
ハイエンドなスマートスピーカーというかなりニッチな製品なので、あまり数は出ないと思いますが、黒歴史となった「iPod Hi-Fi」よりは売れるか?
HomePodの主な機能や特長
- カスタムA8チップ
- Siriで音声操作(音楽再生、HomeKit対応スマートホームデバイスの操作、ニュースや天気情報などの再生)
- iOSデバイスとAirPlay 2で連携
- 上向き大型ウーファーと2つのスピーカー
- 7個のビームフォーミングツイーターのカスタムアレイ
- 空間認識機能を使って設置場所を感知、最適な音に自動調節
- 6個のマイクを搭載しており、大音量で音楽再生中でも音声操作が可能
- セットアップは「AirPods」と同じくらい簡単
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- Source TechCrunch