読売新聞の報道によると、スマートフォンなどに使用されているリチウムイオンバッテリーが原因の火災が、東京都内だけで過去5年間に168件も発生していたということです。うち41人が負傷、1人が重体になっているということで、東京消防庁は注意を呼びかけています。
バッテリーが発火するケースとして最も多いのが、やっぱりモバイルバッテリーなんだそうです。
モバイルバッテリーの普及につれて発火事故も増加傾向で、2017年に東京都内で発生したバッテリー発火事故は56件、そのうち11件がモバイルバッテリーから発火したといいます。
メーカー品のモバイルバッテリーは保護回路が入っていますが、ユーザーの取扱いや経年劣化などによって異常発熱して発火することもあるので、注意が必要です。
モバイルバッテリーでやってはいけないこと(一部)
- 強い衝撃を与える
- 水没させたものを使う
- 真夏に車の中に放置して高温になったものを使う
また、この記事ではバッテリー発火事故のレアケースも伝えられています。
- スマホを自分で修理していて発火
- スマホをケツポケに入れた状態で尻もち、折れ曲がったスマホが炎上
もし、人混みや電車でバッテリーが爆発したら・・・
考えたくありませんね。
- 電池の減りが早い
- バッテリーが膨張してきた
- 充電すると異臭がでる
これらの兆候がみられたらすぐに使用をやめて、製造会社や販売店に連絡するのがいいようです。
使わなくなったバッテリーは回収してもらおう
モバイルバッテリーやバッテリーパック、充電式電池は、ゴミとして捨てずにリサイクル回収ボックスで引き取ってもらえます。
ビックカメラなどの家電量販店に設置されている「小型充電式電池リサイクルBOX」など、全国のリサイクル協力拠点で引き取ってもらうことができるので、部屋に溜め込んだりせずに(時限爆弾が部屋にあるのと一緒)さっさと持っていきましょう。
- リンクリサイクル協力拠点検索
- Source 東京消防庁
- Source 読売新聞